賃貸アパートの雑草・植栽・落ち葉は誰が管理する?剪定費用・隣地越境・雨樋の詰まりを解説の画像

賃貸アパートの雑草・植栽・落ち葉は誰が管理する?剪定費用・隣地越境・雨樋の詰まりを解説

賃貸管理・オーナー様向け

「アパートの敷地内に雑草が増えてきたけれど、草刈りは誰がする?」

「隣の住宅から、木の枝が越境していると苦情が入った」

「落ち葉が雨樋や排水口に詰まると、雨漏りの原因になる?」

「管理会社に任せているのに、植栽の手入れがされていない」

賃貸アパートやマンションを所有しているオーナー様の中には、建物の設備だけでなく、敷地内の雑草や樹木、落ち葉の管理に悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に、春から夏にかけて雑草が伸びたり、秋には落ち葉が増えたりするなど、季節によって必要な管理は変わります。

また、植栽の管理を後回しにすると、見た目の問題だけでなく、入居者の通行や建物の排水設備、近隣住宅との関係に影響する可能性があります。

結論からいうと、賃貸住宅の共用部分や敷地内の植栽・雑草については、管理範囲と責任分担を確認し、定期的な点検・清掃・剪定を行うことが重要です。

ただし、すべての草刈りや剪定を管理会社が自動的に実施してくれるわけではありません。

管理委託契約に含まれる業務と、追加費用が必要な作業を区別する必要があります。

今回は、埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県の関東7都県で賃貸経営を行うオーナー様に向けて、雑草対策、植栽の剪定、隣地への枝の越境、雨樋・排水口の詰まり、管理会社との役割分担について解説します。


■賃貸アパートの雑草・植栽は誰が管理する?

賃貸アパートやマンションの敷地内には、さまざまな場所に植栽や雑草が生えることがあります。

例えば、

  • 建物の周囲

  • 駐車場の端

  • 駐輪場の周辺

  • ゴミ置き場の裏

  • 共用廊下の外側

  • エントランスの植込み

  • 隣地との境界付近

  • 雨水排水設備の周囲

などです。

これらの場所が賃貸住宅の共用部分やオーナー様の管理する敷地に含まれている場合、建物の維持管理として対応を検討する必要があります。

ただし、具体的に誰が草刈りや剪定を行うかは、所有関係や管理委託契約の内容によって異なります。

管理会社へ委託している場合

賃貸管理会社と契約していても、すべての植栽管理が基本管理料に含まれているとは限りません。

例えば、

  • 定期巡回は基本管理に含まれる

  • 簡単な除草は定期清掃に含まれる

  • 樹木の剪定は別途見積もり

  • 高木の伐採は専門業者へ外注

  • 落ち葉の特別清掃は追加費用

といった契約も考えられます。

そのため、管理会社へ何を任せているのか、どの作業に追加費用がかかるのかを確認しましょう。

国土交通省も、賃貸住宅管理業における維持保全について、建物や設備の点検・清掃と必要な修繕を一体的に行う業務として説明しています。

国土交通省|賃貸住宅管理業法に関するよくある質問を見る →


■雑草を放置するとどんな問題が起きる?

雑草が生えていること自体が、直ちに重大な問題になるわけではありません。

しかし、長期間管理されずに伸び続けると、次のような影響が生じる可能性があります。

問題考えられる影響
通路への張り出し歩行や清掃の妨げ
駐車場の雑草車両の出入りや管理に影響
植栽の繁茂見通しが悪くなる
落ち葉の堆積排水口の詰まり
枯れ枝落下・飛散のおそれ
隣地への越境近隣トラブル
敷地の景観悪化内見時の印象に影響
定期管理の不足小さな不具合を見逃す可能性

例えば、駐輪場の脇に雑草が伸びている場合、自転車の出し入れに支障が出ることがあります。

また、エントランスの植栽が大きくなりすぎると、建物の入口が見えにくくなる場合があります。

植栽は建物の印象を良くする要素にもなりますが、適切な大きさと状態を維持することが大切です。


■植栽の管理は防犯対策にも関係する?

建物周辺の樹木や植込みは、外観の印象だけでなく、見通しにも関係します。

例えば、エントランス付近の植込みが高くなりすぎると、道路から建物入口を確認しにくくなる場合があります。

一方、植栽をすべて撤去すれば防犯性が高まるというわけでもありません。

目隠しや日差し対策、景観などの役割もあるため、物件の状況に合わせて判断する必要があります。

防犯面で確認したい場所

  • エントランス

  • 共用階段の周辺

  • 駐輪場

  • 駐車場

  • ゴミ置き場

  • 建物の裏側

  • 防犯カメラの撮影範囲

  • 共用照明の周辺

例えば、防犯カメラを設置していても、成長した樹木によって撮影範囲が遮られる可能性があります。

そのため、カメラの設置後も周辺環境を確認することが大切です。

防犯カメラの設置場所や撮影範囲、プライバシーへの配慮については、次の記事で詳しく解説しています。


賃貸アパートの防犯カメラはどこに設置する?プライバシー・録画保存・管理上の注意点



■植栽の枝が隣の敷地へ越境したら?

賃貸住宅の敷地内にある樹木が成長し、枝が隣地へ越境することがあります。

例えば、

「隣の家の庭まで枝が伸びている」

「隣地の駐車場へ枝が張り出している」

「落ち葉が隣の敷地に大量に落ちている」

といったケースです。

このような場合、枝の所有関係や越境状況を確認し、必要に応じて剪定などの対応を検討します。

2023年の民法改正で何が変わった?

2023年4月1日に施行された改正民法では、隣地から越境してきた竹木の枝について、一定の条件を満たす場合に、越境された土地の所有者が自ら切り取ることができるようになりました。

例えば、

  1. 竹木の所有者に切除を求めたものの、相当の期間内に切除されない場合

  2. 竹木の所有者が分からない、または所在が分からない場合

  3. 急迫の事情がある場合

などです。

ただし、隣地へ越境している枝であれば、誰でも無条件に切り取ってよいという意味ではありません。

また、越境された土地の所有者以外の人が、当然に同じ権限を持つわけでもありません。

具体的な対応は、樹木の所有者や土地の権利関係、越境状況などによって異なります。

法務省|越境した竹木の枝の切取りに関する民法改正資料を見る →

オーナー様が確認したいこと

  • 樹木がどちらの敷地にあるか

  • 枝がどの範囲まで越境しているか

  • 境界の位置が確認できているか

  • 剪定が必要な理由

  • 隣地所有者からの連絡内容

  • 剪定業者の作業範囲

  • 隣地への立入りが必要か

  • 費用負担や損害の有無

境界が不明確な場合や、隣地所有者との意見が分かれている場合は、専門家への確認を検討しましょう。


■隣の敷地から枝が伸びてきた場合は?

反対に、隣地の樹木がアパートの敷地内へ伸びてくることもあります。

例えば、隣地の木の枝が駐車場に張り出している場合です。

このような場合も、最初から勝手に枝を切るのではなく、状況と所有関係を確認することが重要です。

基本的な対応の流れ

  1. 越境状況を写真で記録する

  2. 樹木の所有者を確認する

  3. 支障が生じている場所を整理する

  4. 所有者へ状況を伝える

  5. 剪定の方法や時期を相談する

  6. 必要に応じて法令上の対応を確認する

民法233条の規定により、一定の条件を満たせば越境された土地の所有者が枝を切り取れる場合があります。

ただし、枝の切除には高所作業や転落、落下物などの危険もあります。

無理に自分で作業せず、必要に応じて専門業者へ相談しましょう。


■落ち葉で雨樋や排水口が詰まることはある?

あります。

樹木の落ち葉が雨樋や排水口にたまると、雨水が流れにくくなる場合があります。

例えば、次のような場所です。

  • 屋根の雨樋

  • バルコニーの排水口

  • 共用廊下の排水溝

  • 建物周囲の雨水ます

  • 駐車場の排水設備

  • ゴミ置き場付近の排水口

落ち葉だけでなく、土砂やごみなどが一緒に詰まる場合もあります。

排水設備が詰まるとどうなる?

排水能力が不足すると、雨天時に水があふれたり、通常とは異なる場所へ雨水が流れたりする可能性があります。

例えば、

  • バルコニーに水がたまる

  • 共用廊下に水が広がる

  • 建物周辺に水たまりができる

  • 外壁や建物の一部に水がかかる

  • 駐車場などの利用に支障が出る

といったケースです。

ただし、雨漏りや漏水の原因が必ず落ち葉の詰まりであるとは限りません。

排水設備の詰まり、建物の防水状態、配管の不具合など、原因を確認する必要があります。

落ち葉が多い物件では、雨の多い時期や落葉後に排水設備を確認することが重要です。


■雨樋の清掃を自分でしてもいい?

賃貸アパートの雨樋は、屋根付近など高い場所に設置されていることがあります。

そのため、脚立やはしごを使った作業が必要になる場合があります。

しかし、高所での清掃には転落などの危険があります。

また、無理に落ち葉を取り除こうとして、雨樋や建物の設備を破損する可能性もあります。

専門業者への依頼を検討したいケース

  • 2階以上の雨樋

  • 屋根付近の清掃

  • 高所の排水設備

  • 大量の落ち葉が堆積している

  • 雨樋の金具が外れている

  • 排水口の詰まりが解消しない

  • 清掃しても水があふれる

特に、建物の外壁や屋根付近で作業する場合は、安全な作業方法を確保する必要があります。

オーナー様や管理会社が無理に対応するのではなく、必要に応じて専門業者へ依頼しましょう。


■剪定や草刈りの費用は誰が負担する?

賃貸住宅の敷地内で剪定や草刈りを行う場合、費用負担は管理範囲や契約内容によって異なります。

例えば、建物の共用部分にある植栽の維持管理であれば、通常はオーナー様側の管理費用として扱うことが考えられます。

ただし、すべての作業が必ず同じ負担になるわけではありません。

費用負担を整理すると

作業内容確認事項
共用部分の草刈り管理委託契約の範囲
植栽の定期剪定基本管理料に含まれるか
高木の伐採専門業者の見積もり
落ち葉の特別清掃追加作業の費用
雨樋の清掃清掃範囲・作業方法
隣地越境への対応所有関係・原因・法的責任
専用庭の管理賃貸借契約・使用細則
入居者による損傷原因や契約条件に応じた判断

例えば、1階住戸に専用庭がある場合、日常的な除草や植栽の管理について入居者に一定の義務が定められていることもあります。

一方、建物全体の維持に関係する高木の剪定や危険な作業まで、すべて入居者に任せてよいとは限りません。

共用部分と専用使用部分を区別し、契約内容に合わせて対応を確認しましょう。


■草刈り・剪定費用はどうやって見積もる?

草刈りや剪定の費用は、単純に敷地面積だけでは決まりません。

例えば、

  • 草刈りの面積

  • 雑草の高さや密度

  • 樹木の本数

  • 樹木の高さ

  • 枝の広がり方

  • 作業車両の進入可否

  • 高所作業の有無

  • 作業員の人数

  • 刈草や枝の処分費

  • 周辺への養生

  • 駐車場や共用部分の利用制限

などによって変わります。

特に、樹木の高さが大きくなると、高所作業や専門的な機材が必要になることがあります。

見積書で確認したい項目

  1. 作業場所

  2. 作業する樹木の本数

  3. 草刈りの対象面積

  4. 剪定・伐採の範囲

  5. 枝や雑草の回収・処分

  6. 高所作業の有無

  7. 追加費用の発生条件

  8. 作業予定日

  9. 作業後の確認方法

また、見積書に「剪定一式」とだけ記載されている場合、どの樹木をどこまで剪定するのか分かりにくいことがあります。

作業後の認識違いを防ぐため、必要に応じて写真や図面などで対象範囲を確認しましょう。


■管理会社に任せているのに雑草が伸びていたら?

管理会社へ賃貸管理を委託している場合でも、植栽管理が十分に行われていないと感じることがあります。

しかし、まず確認すべきなのは、管理委託契約の内容です。

例えば、

「月1回の共用部分清掃」

と契約書に記載されていても、その中に本格的な剪定や草刈りが含まれているとは限りません。

管理会社へ確認したいこと

  • 定期巡回の頻度

  • 清掃の対象範囲

  • 除草の実施範囲

  • 剪定の実施時期

  • 追加費用の有無

  • 作業業者の手配方法

  • 作業前のオーナー承認

  • 作業後の報告方法

  • 写真による確認の可否

管理会社から毎月報告を受けている場合は、共用部分の状態について報告されているか確認しましょう。

また、作業の前後を写真で記録する方法もあります。

管理状況を確認する際には、次の記事も参考になります。


賃貸管理会社の月次報告書はどこを見る?家賃送金・滞納・修繕費・空室状況の確認方法


管理会社の対応に疑問がある場合は、すぐに管理会社を変更するのではなく、契約上の業務範囲と実際の対応状況を整理することが大切です。


■剪定や草刈りの時期はいつがいい?

剪定や草刈りの適切な時期は、植物の種類や成長状況、地域の気候によって異なります。

そのため、すべての樹木を同じ月に剪定すればよいというわけではありません。

例えば、春から夏にかけて雑草が伸びやすい場所では、成長状況を確認しながら除草を検討します。

一方、落葉樹が多い建物では、秋から冬にかけて落ち葉の清掃が必要になる場合があります。

季節ごとの点検例

時期主な確認事項
春雑草の成長、植栽の状態
夏草刈り、見通し、枝の張り出し
秋落ち葉、排水口、雨樋
冬枯れ枝、落葉後の枝の状態

※これは一般的な点検計画の例であり、すべての植物の剪定適期を示すものではありません。

植物の種類に応じた剪定方法や時期については、造園業者などへ相談しましょう。


■植栽管理は空室対策にも関係する?

賃貸アパートやマンションの外観は、入居希望者が物件を判断する要素の一つです。

例えば、内見のために建物へ到着した際、エントランスの植込みが整っている物件と、雑草が大きく伸びている物件では、受ける印象が異なる可能性があります。

ただし、植栽を整えれば必ず入居が決まるというわけではありません。

入居希望者は、家賃や立地、間取り、室内設備なども比較しています。

それでも、共用部分が適切に管理されているかは、物件選びの判断材料になり得ます。

内見前に確認したい場所

  • 建物の入口

  • エントランスの植込み

  • 駐輪場

  • 駐車場

  • ゴミ置き場

  • 共用階段

  • 共用廊下

  • 建物周辺の通路

特に、外観写真を撮影する前に敷地内の状態を確認しておくと、募集写真と実際の物件の印象を整えやすくなります。

多額の設備投資だけでなく、日常的な維持管理も空室対策の一つとして考えましょう。


■落ち葉や植栽は共用灯にも影響する?

樹木の枝や葉が共用灯の周囲まで伸びている場合、照明の光を遮る可能性があります。

例えば、エントランスや駐車場の照明器具の前に枝が伸びている場合です。

また、外灯の周囲に植栽が密集していると、点検や交換作業の妨げになる可能性もあります。

確認したい内容

  • 共用灯が枝で隠れていないか

  • 夜間に十分な明るさを確保できるか

  • 照明器具の周囲に危険な枝がないか

  • 点検・清掃ができるか

  • 枝が配線などに接触していないか

枝が電線や電気設備へ接触している可能性がある場合は、危険なため自分で切除しないようにしましょう。

必要に応じて管理会社や電力会社、専門業者へ相談してください。

共用照明のLED化や蛍光ランプの製造・輸出入規制については、次の記事で詳しく解説しています。


賃貸アパートの共用灯はLEDに交換すべき?2027年蛍光灯規制・工事費用・電気代・空室対策を解説



■植栽が入居者の私物と混ざっている場合は?

共用部分の植栽スペースに、入居者が私物を置いている場合もあります。

例えば、

  • 自転車

  • 植木鉢

  • 傘立て

  • 収納ケース

  • 家具

  • 段ボール

などです。

このような場合、雑草の除去や剪定作業の際に、私物を動かす必要が生じることがあります。

しかし、共用部分に置いてあるからといって、所有者の確認をせず勝手に処分してよいとは限りません。

まずは所有者を確認し、作業日時や移動の必要性について案内しましょう。

また、共用部分の私物が通行や避難の妨げになっている場合は、安全面を考慮して対応する必要があります。

詳しくは、次の記事でも解説しています。


埼玉の賃貸物件で共用廊下に私物が置かれていたら?オーナー様の対応と注意点


なお、こちらは埼玉県を中心とした既存記事ですが、共用部分の私物管理については、ほかの都県の物件でも参考になる内容です。


■関東7都県で賃貸物件の植栽管理をする際のポイント

スマイファミリーでは、埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県の関東7都県で、賃貸管理・空室対策・管理会社の見直しについてご相談を承っています。

植栽管理では、都県によって一律に作業内容が決まるわけではありません。

建物の周辺環境や敷地の広さ、植物の種類、近隣との距離などに合わせて対応することが重要です。

埼玉県

住宅街のアパートやマンションでは、隣地への枝の越境や駐車場・駐輪場周辺の雑草など、敷地の利用に影響する場所を確認しましょう。

東京都

敷地と隣地との距離が近い建物では、樹木の張り出しや、共用通路・設備への影響を確認しましょう。

千葉県

樹木の多い敷地では、落ち葉の堆積や雨樋・排水口の清掃、枝の状態などを確認しましょう。

神奈川県

傾斜地や段差のある敷地では、斜面の植栽や高所の枝、作業時の安全確保などを確認しましょう。

茨城県

比較的広い敷地の賃貸物件では、除草する範囲を整理し、草刈りや剪定の管理計画を検討しましょう。

栃木県

樹木の多い敷地では、落ち葉や枯れ枝、雨水排水設備の状態などを定期的に確認しましょう。

群馬県

風による枝や落ち葉の飛散が心配される場所では、樹木の状態や建物周辺への影響を確認しましょう。

これらは各都県すべての賃貸住宅に共通する特徴ではありません。

同じ都県内でも、住宅街・駅前・郊外・高台など、物件の立地によって管理上の課題は異なります。

地域だけで判断するのではなく、実際の建物と敷地の状態に合わせた維持管理が重要です。


■賃貸オーナー様向け|植栽・雑草・落ち葉の管理チェックリスト

【敷地・植栽】

  • 雑草が通路へ広がっていない

  • 駐車場・駐輪場の利用を妨げていない

  • 樹木の枝が隣地へ越境していない

  • 枯れ枝や落下のおそれがある枝を確認した

  • エントランスの見通しを確認した

  • 防犯カメラや照明を遮っていない

【排水設備】

  • 雨樋に落ち葉がたまっていない

  • 排水口の状態を確認した

  • 雨水ますの周囲を確認した

  • 大雨時に水があふれていない

  • 高所作業は専門業者へ相談している

【管理会社・費用】

  • 管理委託契約の範囲を確認した

  • 草刈り・剪定の頻度を確認した

  • 追加費用の条件を確認した

  • 見積書に作業範囲が記載されている

  • 枝や雑草の処分費を確認した

  • 作業後の写真や報告を確認できる

  • 必要に応じて年間管理計画を検討した


■よくある質問(FAQ)

Q1.アパートの共用部分の雑草は大家さんが刈る必要がありますか?

共用部分の維持管理については、通常、所有者側で対応を検討することになります。

ただし、実際の管理範囲や作業担当、費用負担は管理委託契約などによって異なります。

Q2.管理会社に任せていれば草刈りもしてもらえますか?

必ずしも基本管理料に含まれるとは限りません。

管理委託契約を確認し、草刈り・剪定の範囲や頻度、追加費用の有無を確認しましょう。

Q3.隣地に伸びた枝は、隣の人が勝手に切れますか?

一定の条件を満たす場合は、民法233条に基づき、越境された土地の所有者が枝を切り取れることがあります。

ただし、無条件に切り取れるわけではなく、樹木の所有関係や越境状況などを確認する必要があります。

Q4.落ち葉が雨樋に詰まると雨漏りしますか?

雨水が適切に排水されず、あふれるなどの問題が起きる可能性があります。

ただし、雨漏りの原因はさまざまなため、実際の状況を確認する必要があります。

Q5.剪定費用はいくらくらいですか?

樹木の高さ・本数、作業場所、高所作業の有無、枝の処分方法などによって異なります。

正確な費用を把握するには、現地の状況に合わせた見積もりが必要です。

Q6.植栽をすべて撤去すれば管理費を抑えられますか?

維持管理の負担を減らせる可能性はありますが、撤去費用や景観、日差し、目隠しなどへの影響も考えられます。

物件の状況に合わせて判断しましょう。


■まとめ|植栽・雑草の管理は建物の維持と近隣トラブル防止につながる

賃貸アパートやマンションでは、建物設備だけでなく、敷地内の雑草・植栽・落ち葉などの管理も重要です。

植栽の状態によっては、入居者の通行、建物の排水設備、防犯上の見通し、近隣住宅との関係などに影響する場合があります。

今回の重要なポイントは次の5つです。

  1. 共用部分の植栽管理の担当と範囲を確認する

  2. 雑草や枝の伸びすぎを定期的に点検する

  3. 隣地への越境は所有関係と民法上のルールを確認する

  4. 落ち葉による雨樋・排水口の詰まりに注意する

  5. 剪定費用と管理会社の業務範囲を明確にする

また、雑草や植栽の管理は、建物の外観を整えるだけでなく、共用部分の管理状況を見直すきっかけにもなります。

スマイファミリーでは、埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県の関東7都県で、賃貸管理・空室対策・管理会社の見直しについてご相談を承っています。

「アパートの雑草や植栽の管理を見直したい」

「剪定や清掃が管理会社の業務に含まれているか分からない」

「隣地への枝の越境で相談を受けている」

「共用部分の管理状態を改善したい」

といった場合も、物件の状況や管理委託契約、必要な作業内容を整理しながら、対応方法を検討しましょう。

なお、実際の剪定・伐採工事については専門業者、隣地越境などの法的な問題については必要に応じて専門家への確認が必要です。


賃貸管理・空室対策・管理会社の見直しをご検討のオーナー様へ詳しく見る →


お部屋探し・不動産のお悩みから探す →


SMY × FAMILY|スマイファミリー

家族のように寄り添い、暮らしをもっと豊かに。

スマイファミリーでは、埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県の関東7都県を対象に、お部屋探しから不動産購入・売却、賃貸管理、店舗・事務所探しまで幅広くご相談を承っています。

賃貸審査や保証会社に不安がある方、生活保護を受給されている方、夜職・水商売の方、外国籍の方、高齢者・シニアの方など、お客様それぞれの状況に合わせたお部屋探しをお手伝いします。

■お悩み・目的から探す

【賃貸住宅・お部屋探し】

【店舗・テナント・賃貸管理】

【不動産購入・売却】

【採用情報】

スマイファミリーの採用情報・求人募集を見る →


SMY × FAMILY|スマイファミリー

家族のように寄り添い、暮らしをもっと豊かに。

”賃貸管理・オーナー様向け”おすすめ記事

  • 賃貸アパートの共用灯はLEDに交換すべき?2027年蛍光灯規制・工事費用・電気代・空室対策を解説の画像

    賃貸アパートの共用灯はLEDに交換すべき?2027年蛍光灯規制・工事費用・電気代・空室対策を解説

    賃貸管理・オーナー様向け

  • 賃貸アパートの防犯カメラはどこに設置する?プライバシー・録画保存・管理上の注意点の画像

    賃貸アパートの防犯カメラはどこに設置する?プライバシー・録画保存・管理上の注意点

    賃貸管理・オーナー様向け

  • 賃貸の退去後は何をする?原状回復・設備点検・次の入居者募集までのチェックリストの画像

    賃貸の退去後は何をする?原状回復・設備点検・次の入居者募集までのチェックリスト

    賃貸管理・オーナー様向け

  • 賃貸管理会社が無断で修繕したら費用は誰が払う?オーナー承認・緊急工事・見積書の確認方法の画像

    賃貸管理会社が無断で修繕したら費用は誰が払う?オーナー承認・緊急工事・見積書の確認方法

    賃貸管理・オーナー様向け

  • 賃貸アパートに宅配ボックスを後付けするべき?設置費用・空室対策・家賃アップの費用対効果を解説の画像

    賃貸アパートに宅配ボックスを後付けするべき?設置費用・空室対策・家賃アップの費用対効果を解説

    賃貸管理・オーナー様向け

  • 賃貸管理会社の月次報告書はどこを見る?家賃送金・滞納・修繕費・空室状況の確認方法の画像

    賃貸管理会社の月次報告書はどこを見る?家賃送金・滞納・修繕費・空室状況の確認方法

    賃貸管理・オーナー様向け

もっと見る