
親名義で賃貸契約できる?親族契約・入居者本人・保証会社の審査を解説
賃貸物件を探している方のなかには、
「自分の収入だと審査が不安なので親名義にできる?」
「実際に住むのは自分だけでも親が契約者になれる?」
「無職なら親名義にすれば借りられる?」
「フリーターなので父親を契約者にしたい」
「親を連帯保証人にするのと何が違う?」
「親名義なら自分自身は審査されない?」
「親が遠方に住んでいても大丈夫?」
「契約後に自分名義へ変更できる?」
と疑問を感じることがあると思います。
結論からいうと、
実際に住む本人とは別に、親などの親族を契約者として申し込める賃貸物件はあります。
例えば、
契約者:父親
入居者:子ども
という形です。
ただし、
どの賃貸物件でも自由に親名義へ変更できるわけではありません。
貸主・管理会社・保証会社によって、
・親族契約を認めているか
・契約者と入居者の関係
・契約者となる親の収入
・親の年齢や勤務状況
・実際に住む本人の勤務状況
・保証会社の利用条件
などを確認される場合があります。
そして最も重要なのは、
実際に住む人を隠して親だけが住むように申し込まないこと
です。
親族契約が可能な物件なら、
「契約者は親、実際の入居者は本人」
として最初から正確に申し込みます。
今回は、埼玉・東京・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬で賃貸物件を探している方へ、親名義・親族契約・保証会社について詳しく解説します。
■親名義で賃貸物件を借りることはできる?
物件によっては可能です。
例えば、
本人:20代・フリーター
父親:会社員
という場合に、
契約者:父親
入居者:本人
として相談できることがあります。
一般的にこのような契約を、
親族契約
などと呼ぶことがあります。
■「親名義」とはどういう状態?
重要なのは、
契約者と入居者を分けて考えること
です。
契約者は、貸主と賃貸借契約を結ぶ人です。
一方、入居者は実際にその部屋へ住む人です。
契約者と入居者が必ず同一人物になるとは限りません。
スマイファミリーHPでも、契約者と同居人・入居者の違いや、契約者変更について別の記事で解説しています。
→
「埼玉の賃貸で契約者や同居人が変わるときは?名義変更・同居人追加の手続きを解説」
■親が住まなくても契約者になれる?
物件側が親族契約を認めていれば相談できます。
例えば、
契約者:父親
住所:群馬県
入居者:子ども
入居物件:東京都
という形も考えられます。
親と同居していなければ契約できない、という全国一律のルールではありません。
ただし、
その物件が第三者・親族契約を認めているか
を確認する必要があります。
■本人が住むことを隠して申し込んでもいい?
避けましょう。
例えば実際には子どもだけが住むのに、
「父親本人が住みます」
として申し込むと、申込内容と実際の利用状況が異なります。
正しくは、
契約者:父親
入居者:子ども
です。
■「親名義にすれば審査は簡単」は本当?
必ずしもそうではありません。
親族契約にした場合でも、
契約者となる親について審査
が行われる可能性があります。
例えば、
・勤務先
・年収
・勤続年数
・年齢
・家賃とのバランス
・保証会社の条件
などです。
■本人自身は審査されない?
本人についても確認される可能性があります。
親が契約者だから、
「実際に住む人は誰でもいい」
というわけではありません。
例えば、
・本人確認
・勤務先
・年齢
・親との続柄
・入居理由
・入居人数
などを確認する場合があります。
■親名義にする理由を聞かれる?
聞かれる場合があります。
例えば、
「なぜ本人契約ではないのですか?」
という確認です。
理由としては、
・学生
・就職前
・無職
・フリーター
・転職直後
・収入が少ない
・芸能活動開始直後
など、さまざまなケースがあります。
現在の状況を正確に伝えましょう。
■無職なら親名義にできる?
相談できる物件があります。
例えば、
本人:現在求職中
親:会社員
という場合です。
ただし、
無職だから必ず親族契約できるわけではありません。
物件によっては、
本人契約
+保証会社
+親を緊急連絡先
など、別の申し込み方法になることがあります。
スマイファミリーHPでは、無職・求職中の方の預貯金や保証会社、親族契約についても詳しく解説しています。
→
「無職・求職中でも賃貸物件を借りられる?審査前に準備したい書類と預貯金の確認点」
■フリーターでも親名義にできる?
相談できる場合があります。
本人にアルバイト収入があったとしても、
・収入が少ない
・シフトによって収入が変わる
・働き始めたばかり
などの理由から、親族契約を検討するケースがあります。
ただしフリーターだから、
本人契約は無理
と決まっているわけではありません。
実際には本人の収入で申し込める物件もあります。
■学生なら親名義が一般的?
学生のお部屋探しでは、
親を契約者とする
ケースがあります。
特に、
大学進学
専門学校進学
新社会人になる前
など、自分自身に安定した収入がない時期には親族契約を利用する場合があります。
ただし、
学生=必ず親契約
ではありません。
物件ごとの条件を確認します。
■新社会人でまだ給与がなくても親名義にできる?
相談できます。
例えば、
大学卒業
↓
4月1日入社予定
↓
3月に部屋を探す
というケースです。
本人契約で内定通知書などを使って審査できる物件もあれば、親族契約を相談する場合もあります。
つまり、
親名義しか方法がないわけではありません。
■親名義と連帯保証人は同じ?
違います。
ここは非常に重要です。
親が契約者
貸主と契約を結ぶのは親です。
親が連帯保証人
契約者は本人で、親は本人の債務を保証する立場になります。
つまり、
契約者そのものが違います。
■保証会社を使えば親名義にしなくてもいい?
本人契約で申し込める場合があります。
現在の賃貸住宅では、保証会社を利用する契約があります。
国土交通省の賃貸住宅標準契約書にも「家賃債務保証業者型」と「連帯保証人型」の契約書例が用意されており、保証会社を利用する契約と連帯保証人を利用する契約は別の形として整理されています。
ただし、
保証会社へ加入すれば誰でも契約できる
という意味ではありません。
保証会社にも審査があります。
■親を連帯保証人にすれば保証会社はいらない?
物件によります。
連帯保証人を用意できても、
保証会社への加入が契約条件
となっている物件があります。
逆に、
保証会社利用
+緊急連絡先
で、連帯保証人を必要としない場合もあります。
スマイファミリーHPでは、保証会社と連帯保証人の違いについて詳しく解説しています。
→
「埼玉の賃貸契約で連帯保証人は必要?家賃保証会社との違いや費用を解説」
■親名義でも保証会社へ加入する?
必要になる場合があります。
例えば、
契約者:父親
入居者:子ども
保証会社契約者:父親
という形です。
その場合、保証会社は契約者となる親について審査する可能性があります。
■親が年金生活でも契約者になれる?
物件・保証会社によります。
親族契約の場合、
「親なら誰でも契約者になれる」
わけではありません。
例えば親が、
・会社員
・自営業
・年金受給者
・無職
など、状況によって確認される内容が変わります。
■親が高齢でも親族契約できる?
可能かどうかは審査先によります。
年齢だけではなく、
・収入
・年金
・保証会社
・家賃
・契約期間
などを確認する場合があります。
親族契約を考えるときは、
本人より親の方が必ず審査しやすいとは限らない
ことも覚えておきましょう。
■親が自営業の場合は?
自営業・個人事業主の親を契約者として相談できる物件もあります。
ただし、会社員とは異なり、
・確定申告書
・課税証明書
・所得証明
などを確認する場合があります。
■親が遠方に住んでいても大丈夫?
物件によりますが、親が同じ都道府県に住んでいなければならないとは限りません。
例えば、
本人:東京へ転居
親:栃木県在住
という場合でも、親族契約を相談できる可能性があります。
■親が海外に住んでいる場合は?
確認事項が増える可能性があります。
例えば、
・国内住所がない
・国内収入を確認できない
・本人確認方法
・保証会社の条件
などです。
この場合、国内在住の別の親族を相談するなど、物件ごとに対応を確認します。
■兄弟姉妹でも契約者になれる?
親だけとは限りません。
物件によっては、
・兄
・姉
・祖父母
・その他親族
などを契約者として相談できる場合があります。
ただし、
どこまでの親族を認めるか
は物件・保証会社によって異なります。
■友人名義でも契約できる?
親族契約とは条件が異なる可能性があります。
契約者と入居者の関係を重視する物件もあります。
「親族なら相談可だが友人契約は不可」
という場合も考えられます。
■恋人名義なら?
同棲の場合など、
一方が契約者
もう一方が同居人
という契約があります。
ただし、
恋人が契約者なのに本人だけが住み、恋人は住まない
という場合は別です。
実際の入居状況を正確に伝えます。
■親名義なら高い家賃でも借りられる?
そうとは限りません。
例えば本人の生活費を本人自身が負担するのに、
本人月収15万円
家賃15万円
という物件を親名義で借りたとしても、入居後の生活負担は大きくなります。
審査に通るかと、無理なく生活できるかは別です。
■家賃は誰が払う?
契約内容によります。
契約者である親の口座から引き落とす場合もあれば、管理会社・保証会社の指定によって異なることがあります。
「本人が住むから本人の口座で自由に払える」
とは限りません。
■初期費用は本人が払ってもいい?
これも物件・決済方法によります。
契約者と支払者が異なる場合、
・振込名義
・クレジットカード名義
・保証会社
などの関係で確認が必要になることがあります。
契約前に相談しましょう。
■親名義の場合、火災保険は誰名義?
火災保険についても契約条件を確認します。
契約者
入居者
被保険者
がどのように設定されるかは商品や契約によって異なります。
自己判断せず案内に従いましょう。
■親名義なら住民票を移せない?
賃貸借契約の契約者と、実際に住民票を置く人は別の問題です。
実際に本人がその住居を生活の本拠として利用する場合、行政手続きについては転居先自治体の案内を確認してください。
賃貸契約上も、本人が入居者として正しく登録されていることが重要です。
■親名義だと郵便物も親宛てになる?
賃貸契約に関する、
・更新案内
・保証会社
・重要な通知
などが契約者へ送られる場合があります。
本人だけが住んでいる場合でも、
契約者である親が契約上の連絡先になる
可能性があります。
■設備トラブルは本人から連絡できる?
管理会社によります。
本人が入居者として登録されていれば対応してもらえる場合もありますが、契約に関する重要な変更は契約者本人からの連絡が必要になることがあります。
■親名義なら更新も親が手続きする?
契約者が親なら、契約更新についても親の確認・手続きが必要になることがあります。
数年後、
親と連絡が取りづらい
親が高齢になった
という状況も考えられます。
契約時だけではなく更新時まで考えておきましょう。
■途中で自分名義へ変更できる?
必ずできるわけではありません。
例えば、
学生のとき
契約者:父親
就職後
本人名義に変更したい
というケースがあります。
この場合、
単純な名義変更
ではなく、
本人を新しい契約者として再審査・再契約
になる場合があります。
スマイファミリーHPでは、契約者変更や同居人変更についても解説しています。
■本人名義へ変更すると費用はかかる?
物件によります。
例えば、
・再審査
・保証会社再契約
・契約書作成
・火災保険変更
などが必要になる可能性があります。
「あとで簡単に本人名義へ変えればいい」
という前提で契約しない方が安心です。
■親が亡くなった場合は?
親が契約者の場合、契約関係について確認が必要になります。
本人がそのまま住み続けられるか、新たな契約が必要になるかなどは、契約内容や状況によって異なります。
管理会社へ早めに相談しましょう。
■親名義契約で準備する可能性がある書類
契約者となる親について、
・本人確認書類
・勤務先情報
・収入証明
・源泉徴収票
・給与明細
・年金関係書類
などを求められる場合があります。
実際に住む本人についても、
・本人確認書類
・勤務先
・学生証
・内定通知書
・住民票
などを確認する場合があります。
すべて必要とは限りません。
■親との続柄を証明する書類は必要?
物件によっては、
契約者と入居者が本当に親族なのか
を確認するため、住民票などを求める可能性があります。
必要書類は申し込み先へ確認してください。
■名字が違う親子でも契約できる?
名字が違うから契約できないとは限りません。
結婚・離婚などによって親子で姓が異なるケースもあります。
必要に応じて親族関係を確認できる書類を求められることがあります。
■親族契約は最初に不動産会社へ伝える
これが非常に重要です。
物件を決め、
申込書を記入する直前になって、
「実は親名義で契約したいです」
ではなく、
お部屋探しを始める段階で伝える
方がスムーズです。
■なぜ最初に伝える必要がある?
物件によって、
親族契約OK
本人契約のみ
学生なら親族契約可
一定の親族のみ可
など条件が異なるからです。
親族契約不可の物件を何件も内見してから気づくと、物件探しをやり直す可能性があります。
■「本人契約」「親族契約」の両方を比較する
例えば本人がフリーターの場合、
本人契約
本人
+保証会社
+親を緊急連絡先
親族契約
父親が契約者
+本人が入居者
+保証会社
という選択肢が考えられます。
どちらが適しているかは、物件・収入・保証会社によって異なります。
■親名義だから申込内容を適当にしていいわけではない
賃貸審査では、
契約者
入居者
勤務先
収入
連絡先
などを申告します。
申込書と提出書類の内容が異なると確認に時間がかかる可能性があります。
■親へ無断で契約者にしてはいけない
当然ですが、
親の名前や勤務先を勝手に使って申し込むことは避けましょう。
契約者になる人には契約上の責任があります。
必ず本人へ相談したうえで手続きを進めます。
■「審査が不安だからとりあえず親名義」ではなく比較する
本人の状況によっては、
親族契約にしなくても、
・本人契約
・保証会社
・預貯金確認
・内定通知書
・収入証明
などで申し込める物件があります。
親名義は数ある方法の一つです。
■よくある質問
Q. 成人していても親名義で賃貸契約できますか?
親族契約を認める物件であれば相談できる場合があります。成人しているから一律に不可というわけではありません。
Q. 実際に住むのは自分だけでも大丈夫ですか?
物件側が認めていれば可能な場合があります。ただし、契約者が親、入居者が本人であることを正確に申告します。
Q. 無職なら親名義にすれば必ず借りられますか?
必ずではありません。親族契約を認めるか、親の収入、保証会社などによって判断されます。無職でも本人契約を相談できる物件もあります。
Q. 親を連帯保証人にするのと同じですか?
違います。親族契約では親自身が契約者になります。連帯保証人の場合、本人が契約者で、親が保証する立場になります。
Q. 親名義でも保証会社を利用しますか?
物件によっては必要です。連帯保証人がいても保証会社利用を条件としている物件があります。
Q. 後から本人名義へ変更できますか?
相談はできますが、簡単な名義変更ではなく、新たな審査や再契約が必要になる場合があります。
Q. 親が県外に住んでいても大丈夫ですか?
相談できる物件はあります。居住地だけでなく、契約者の収入や保証会社など物件ごとの条件を確認します。
■関東で親名義・親族契約のお部屋探しにお悩みの方へ
スマイファミリー大宮店では、埼玉を中心に、東京・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬で、親名義・親族契約を含む賃貸物件のお部屋探しについてご相談を承っています。
「自分の収入で審査できるか不安」
「無職なので親を契約者にしたい」
「フリーターだけど一人暮らしを始めたい」
「学生なので父親名義で契約したい」
「就職前でまだ給与がない」
「親を保証人にするのと親族契約のどちらがいい?」
「親族契約できる物件だけ探したい」
このような場合も、
本人の状況
+ 親族の収入・勤務状況
+ 家賃
+ 保証会社
+ 親族契約の可否
+ 必要書類
を整理しながら物件をお探しします。
国土交通省も、賃貸借契約については契約内容をよく確認し、理解したうえで締結することが重要と案内しています。
親名義のお部屋探しで特に重要なのは、
「親の名前を借りればいい」と考えるのではなく、契約者と実際の入居者を正確に申告し、その物件に合った契約方法で申し込むこと
です。
埼玉・東京・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬で、本人契約・親族契約・保証会社など賃貸審査についてお悩みの場合は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。
