
賃貸審査で免許証の住所が違うと落ちる?本人確認書類・住民票・マイナンバーカードの対処法
「賃貸申込書には今住んでいる住所を書いたけれど、免許証は前の住所のまま」
「マイナンバーカードの住所変更を忘れていた」
「住民票は実家の住所だけど、今は別の場所に住んでいる」
「本人確認書類の住所が違うと、保証会社の審査に落ちる?」
賃貸マンションやアパートへの入居申込みでは、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を提出することがあります。
しかし、過去の引っ越しや住所変更手続きの遅れなどによって、申込書と本人確認書類の住所が一致しない場合があります。
結論からいうと、本人確認書類の住所が申込書と異なっていても、それだけで賃貸審査に必ず落ちるわけではありません。
ただし、本人確認のために、住所変更済みの書類や現在の住所を確認できる追加資料を求められる可能性があります。
特に、住所変更手続きが必要な書類は、適切に変更しておくことが重要です。
今回は、埼玉・東京・千葉・神奈川など関東で賃貸住宅を探す方へ、本人確認書類の住所が異なる場合の対応、運転免許証・住民票・マイナンバーカードの違い、申込み前に確認すべきポイントまで詳しく解説します。
■賃貸審査で本人確認書類の住所が違うと落ちる?
本人確認書類の住所が異なるという理由だけで、必ず入居審査が不承認になるわけではありません。
ただし、保証会社や管理会社が申込者本人を確認するうえで、記載内容の不一致がある場合は追加確認が必要になることがあります。
例えば、次のようなケースです。
申込書の現住所:埼玉県さいたま市大宮区
運転免許証の住所:東京都板橋区
実際の居住地:埼玉県さいたま市大宮区
この場合、免許証の住所が以前の居住地であれば、その理由を説明し、必要な変更手続きを行うことが重要です。
ただし、本人確認書類の不一致と、家賃の支払い能力がないことは別の問題です。
住所が違う場合に考えられる対応
状況 | 想定される対応 |
|---|---|
免許証が旧住所 | 住所変更手続き・追加資料の確認 |
マイナンバーカードが旧住所 | 市区町村での記載事項変更 |
住民票が現住所と異なる | 住民登録状況と居住実態を確認 |
申込書の住所を誤入力 | 正しい情報へ訂正 |
本人確認書類の画像が不鮮明 | 再撮影・再提出 |
申込者の氏名も異なる | 氏名変更の経緯を確認 |
住所変更手続き中 | 申込先へ状況を説明し必要書類を確認 |
これらは一般的な確認方法の例であり、すべての保証会社で同じ手続きになるわけではありません。
重要なのは、審査に通すために住所を合わせるのではなく、実際の住所と書類の内容を正確に整理することです。
■運転免許証が旧住所のままでも賃貸に申し込める?
旧住所が記載された運転免許証で申し込めるかどうかは、申込先の本人確認条件によって異なります。
ただし、運転免許証には、住所や氏名などに変更が生じた場合、速やかに変更を届け出る義務があります。
警察庁は、道路交通法第94条に基づく記載事項変更手続きを案内しています。
そのため、すでに引っ越しているにもかかわらず免許証が旧住所のままになっている場合は、必要な変更手続きを行いましょう。
埼玉県で免許証の住所を変更する場合
埼玉県警察では、免許証の住所変更について、住所地を管轄する公安委員会への届出を案内しています。
一般的な手続きでは、現住所を確認できる書類などが必要です。
また、埼玉県警察の案内では、従来の免許証について変更事項を裏面へ記載する取り扱いが説明されています。
マイナ免許証などの利用状況によって手続きが異なる場合もあるため、最新情報を確認してください。
参考:
免許証の裏面に新住所が書かれている場合は?
免許証の表面には旧住所、裏面には住所変更後の新住所が記載されていることがあります。
この場合、本人確認書類として表面だけを提出すると、現在の住所が確認できない可能性があります。
そのため、申込先から裏面の提出も求められる場合があります。
ただし、提出する面や確認方法は、管理会社・保証会社の指定に従ってください。
■マイナンバーカードの住所が違う場合は?
マイナンバーカードの住所が現在の住所と異なる場合も、必要な住所変更手続きを行うことが重要です。
マイナンバーカード総合サイトでは、引っ越しなどによって券面の住所に変更が生じた場合、市区町村で変更手続きを行うよう案内しています。
原則として、記載事項の変更は14日以内に届け出る必要があります。
参考:
マイナンバーカードは表面・裏面の両方を提出する?
ここは特に注意が必要です。
賃貸申込みの本人確認を目的として、マイナンバーカード裏面に記載された12桁の個人番号を提出することは、通常必要ありません。
個人情報保護委員会は、本人確認のためにマイナンバーカードの表面をコピーすることは問題ない一方、法令で認められた場合を除き、裏面の個人番号をコピーすることはできないと説明しています。
そのため、不動産会社や保証会社からマイナンバーカードの提出を求められた場合は、必要な面と情報を確認しましょう。
参考:
個人情報保護委員会|本人確認書類としてマイナンバーカードをコピーしてもよいですか
申込み時に確認したいこと
マイナンバーカードの住所が現在の情報になっているか
カードの有効期限が切れていないか
申込先がどの面の提出を求めているか
個人番号を誤って送付しないか
住所変更手続き中の場合、代替資料が必要か
本人確認のために書類を提出する場合でも、必要以上の個人情報を送らないよう注意しましょう。
■住民票の住所と実際に住んでいる場所が違う場合は?
住民票の住所と、現在生活している場所が異なる場合は、まずその理由を整理しましょう。
例えば、次のようなケースがあります。
実家から離れて暮らしている
最近引っ越したばかり
一時的に親族の家に滞在している
転勤や単身赴任をしている
住民票の異動手続きを行っていない
ここで重要なのは、「生活の本拠」がどこにあるのかという点です。
住民票は、単に郵便物を受け取る場所を登録するためのものではありません。
実際に生活の拠点を移した場合には、住民基本台帳法上の届出が必要になることがあります。
引っ越した場合、住民票はいつ変更する?
一般的に、転入届や転居届は、引っ越しをした日から14日以内に届け出る必要があります。
ただし、一時的な滞在など、具体的な状況によって住所の判断が必要な場合もあります。
参考:
実家の住所のまま申し込んでもいい?
例えば、東京都内に実家があり、現在は埼玉県内の賃貸住宅で生活している場合です。
申込書の「現住所」が現在生活している場所を意味しているなら、実家の住所を現在の居住地として記入することは適切ではありません。
一方、住民登録上の住所を尋ねる項目であれば、その情報を正確に伝える必要があります。
申込書に「現住所」としか書かれておらず、住民票と異なる場合は、不動産会社へ確認しましょう。
現住所・住民票上の住所・郵送先住所は、同じとは限りません。
それぞれの項目が何を尋ねているか確認することが大切です。
■本人確認書類に旧住所がある場合、何を追加提出すればいい?
追加で必要になる書類は、本人確認書類の種類や不一致の原因によって異なります。
例えば、次のような資料が考えられます。
書類 | 主な確認目的 | 注意点 |
|---|---|---|
住所変更済みの運転免許証 | 現在の氏名・住所 | 必要に応じて変更記録も確認 |
住所変更済みのマイナンバーカード | 本人・現住所 | 裏面の個人番号は通常提出不要 |
住民票の写し | 住民登録上の住所 | 個人番号・本籍の記載要否を確認 |
公共料金の書類 | 使用場所・契約者など | 申込先が認めるか確認 |
賃貸借契約書 | 現在の住居についての契約内容 | 現在の居住実態を単独で証明するとは限らない |
その他の資料 | 住所変更の経緯など | 申込先の指定に従う |
この表に記載した書類を、どの保証会社でも必ず受け付けるという意味ではありません。
特に、公共料金の請求書や賃貸借契約書は、住所の補足資料になる場合があっても、正式な本人確認書類の代わりとして認められるとは限りません。
住民票は世帯全員分が必要?
必ずしも世帯全員分が必要とは限りません。
申込者本人の住所確認が目的であれば、本人分の住民票で足りる場合があります。
一方、同居予定者や家族関係の確認が必要な場合には、別の資料を求められる可能性があります。
また、住民票には本籍・続柄・個人番号などの記載を選べる場合があります。
何を記載した住民票が必要なのか、先に確認してから取得することが重要です。
■本人確認書類の住所が違う場合、審査はどれくらい遅れる?
住所の不一致によって、本人確認が完了せず、審査が保留になる可能性があります。
ただし、住所が異なる場合に審査が何日延びるという全国共通の基準はありません。
例えば、次のような申込みです。
ケース:旧住所の免許証を提出した場合
10月19日:入居申込み
10月20日:保証会社から住所不一致の確認依頼
10月21日:本人が住所変更の手続きを確認
10月22日:必要書類を再提出
10月23日以降:申込先で確認を継続
これは説明用の仮定のスケジュールであり、実際の審査期間を示すものではありません。
申込先によっては、書類がそろうまで審査を進められない場合があります。
また、入居希望日が近い場合には、契約手続きや鍵の引渡し予定に影響する可能性もあります。
書類を再提出するときの注意点
不一致の原因を確認する
必要な行政上の変更手続きを行う
申込先が求める書類を確認する
画像が鮮明か確認する
氏名・住所・有効期限を確認する
指定された提出方法で送る
本人確認書類を提出し直した場合も、審査の承認を保証するものではありません。
ただし、書類不備を早めに解消することで、不要な手戻りを減らせる可能性があります。
■引っ越し前なのに新住所を申込書へ書いてしまったら?
ここも間違えやすいポイントです。
例えば、現在はさいたま市浦和区に住んでいて、来月からさいたま市大宮区の物件へ引っ越す予定の方がいるとします。
この場合、
現在の住所:さいたま市浦和区
入居予定物件の住所:さいたま市大宮区
です。
申込書の「現住所」に、新しく入居する予定の大宮区の住所を記入すると、実際の居住地と一致しません。
住所を記入する際の区別
申込書の項目 | 記入する内容 |
|---|---|
現住所 | 現在実際に生活している住所 |
新居・入居予定物件 | これから入居する予定の住所 |
住民票住所 | 現在住民登録されている住所 |
郵送先 | 申込先が指定する送付先 |
緊急連絡先住所 | 登録する相手の住所 |
すべての申込書で、この項目名が使われているわけではありません。
また、申込み時点で住民票を新居へ移す必要があると一律に考えるのも適切ではありません。
実際に転居した日や住民登録上の手続きに従い、正しく対応することが重要です。
■申込書の住所を間違えたら再審査になる?
申込書に誤った住所を記入した場合、まず不動産会社へ連絡し、訂正方法を確認しましょう。
単純な入力ミスなのか、本人確認書類との不一致なのかによって、対応が異なる可能性があります。
例えば、
申込書:さいたま市大宮区桜木町1丁目
正しい住所:さいたま市大宮区桜木町2丁目
という入力ミスです。
この場合、住所の訂正だけで対応できる可能性もあります。
一方、申込書の住所と本人確認書類の住所が大きく異なり、本人の居住状況が確認できない場合は、追加書類が必要になることがあります。
審査のやり直しになる?
必ずしも最初からやり直すわけではありません。
保証会社や管理会社によっては、申込情報の訂正で対応できる場合もあれば、再登録や再確認が必要になる場合もあります。
申込み後に勤務先や収入、同居人なども変更された場合には、住所とは別の確認も必要です。
詳しくは既存の記事をご覧ください。
賃貸の入居審査中に転職・収入・同居人が変わったら?申込内容の変更と再審査を解説
■同棲・家族で申し込む場合は全員の本人確認書類が必要?
二人以上で入居する場合、契約者だけでなく、同居する方の情報も求められることがあります。
例えば、次のケースです。
契約者:男性
同居人:女性
入居人数:2人
この場合、契約者の本人確認だけでなく、同居人の氏名、生年月日、現住所、続柄などを確認される可能性があります。
ただし、同居人全員について同じ本人確認書類の提出が必要とは限りません。
二人の住所が違う場合は?
同棲を始める前なら、二人が別々の住所に住んでいることは珍しくありません。
例えば、
男性:東京都北区在住
女性:埼玉県川口市在住
新居:さいたま市大宮区
という場合です。
現在の住所が違うからといって、それだけで同棲の申込みができなくなるわけではありません。
それぞれの現在の住所を正確に伝え、入居予定者として申し込むことが重要です。
同棲する場合の契約者の決め方や収入合算については、こちらの記事で解説しています。
同棲カップルの賃貸審査は厳しい?契約者の決め方と申込み前の準備を解説
■本人確認書類をスマートフォンで提出するときの注意点
近年は、賃貸物件の入居申込みをオンラインで行い、本人確認書類をスマートフォンで撮影して提出する場合があります。
このとき、画像が不鮮明だと再提出が必要になる可能性があります。
よくある提出ミス
提出時の問題 | 確認したいこと |
|---|---|
書類の四隅が切れている | 全体が画像に入っているか |
文字がぼやけている | 氏名・住所・期限が読めるか |
反射して見えない | 照明や撮影角度を変える |
有効期限が切れている | 現在有効な書類か |
免許証の住所変更欄がない | 変更内容を確認できる面が必要か |
マイナンバーが写っている | 個人番号を誤って送付していないか |
加工している | 提出先が指定する取扱いになっているか |
提出する書類は、原則として加工せず、申込先が指定する方法で送ります。
ただし、個人番号など法律上取得が制限される情報を含む場合は、提出前に必要な範囲を確認してください。
また、本人確認書類は個人情報が多く含まれるため、不動産会社や管理会社が指定した正規の提出先へ送ることが重要です。
不審なURLや、送信元を確認できないメールなどを通じて提出を求められた場合は、担当者へ確認しましょう。
■住所が異なるとき、不動産会社へどう伝えればいい?
本人確認書類の住所が申込書と違う場合は、理由と現在の状況を簡潔に伝えることが重要です。
例えば、次のように整理します。
「現在の住所はさいたま市大宮区ですが、運転免許証は以前住んでいた東京都内の住所になっています。住所変更手続きを進めますので、申込みに必要な書類と提出期限を教えていただけますでしょうか。」
このときに伝えたいのは、次の4点です。
現在実際に住んでいる住所
本人確認書類に記載された住所
住所が異なっている理由
変更手続きや追加書類の準備状況
「住所が違うと審査に落ちるのでは」と不安になって、実際と異なる住所を記入することは避けましょう。
また、書類に不一致がある場合は、物件へ申し込んだ後ではなく、可能であれば申込み前に相談しておくと手続きを進めやすくなります。
■賃貸審査の本人確認でチェックしたい6つのこと
申込み前には、以下の点を確認しましょう。
本人確認書類は有効期限内か
氏名・生年月日に間違いはないか
現在の住所と書類の住所は一致しているか
住所変更が必要な場合は手続き済みか
申込先が求める追加資料は何か
書類の提出方法と送信先は正しいか
特に、本人確認書類の住所が異なっている場合は、必要に応じて役所や警察での変更手続きと、保証会社への提出書類を並行して確認することが重要です。
書類をそろえたからといって審査の承認が確約されるわけではありませんが、本人確認の不備を減らすことにつながります。
■よくある質問(FAQ)
Q1.免許証が旧住所のままだと賃貸審査に落ちますか?
旧住所という理由だけで、必ず審査に落ちるわけではありません。
ただし、運転免許証は住所変更の届出が必要です。申込先から追加資料や住所変更後の書類を求められる場合もあるため、早めに手続きを確認しましょう。
Q2.住民票が実家の住所でも賃貸に申し込めますか?
申込み自体が一律に禁止されるわけではありません。
ただし、現在の生活の本拠と住民票上の住所が異なる理由を整理し、住民登録の変更が必要な場合は適切に手続きする必要があります。
Q3.マイナンバーカードの裏面も提出する必要がありますか?
通常の賃貸申込みで本人確認を行うために、裏面の12桁の個人番号を提出する必要はありません。
法令で認められた場合を除き、個人番号の収集・保管には制限があります。提出する面は必ず確認してください。
Q4.申込書の住所を間違えたら再審査になりますか?
訂正や追加確認が必要になる場合がありますが、必ず最初から再審査になるわけではありません。
誤りに気付いたら、速やかに不動産会社へ伝えましょう。
Q5.免許証がなくても賃貸審査を受けられますか?
運転免許証がない方でも、賃貸へ申し込むことは可能です。
ただし、マイナンバーカードなど、どの書類を本人確認資料として認めるかは申込先によって異なります。利用できる書類と必要な提出方法を確認しましょう。
■まとめ|本人確認書類の住所が違っても、まずは正確な情報を整理する
賃貸の入居申込みでは、本人確認書類と申込書の住所が異なることがあります。
しかし、住所に違いがあるからといって、それだけで必ず審査に落ちるわけではありません。
今回の重要なポイントは次の5つです。
本人確認書類の住所不一致は、追加確認の対象になる場合がある
運転免許証やマイナンバーカードは必要な住所変更手続きを行う
住民票の住所と現住所が異なる場合は理由を整理する
申込書には現在の状況を正確に記入する
追加書類や提出方法を申込み前に確認する
特に、旧住所の書類を提出したまま、説明せずに審査結果を待つことはおすすめできません。
現在の状況を正確に伝え、必要な書類をそろえていくことが重要です。
本人確認書類だけでなく、収入・勤務先・保証会社・緊急連絡先など、入居審査全体に不安がある方は、スマイファミリーの総合ガイドも参考にしてください。
埼玉・東京など関東で賃貸審査が不安な方へ|無職・転職・派遣・夜職・外国籍など
■関東で賃貸審査・本人確認書類に不安がある方へ
「免許証の住所変更を忘れていた」
「住民票の住所と現在の住所が違う」
「本人確認書類を何種類も提出するように言われた」
「オンライン申込みで書類の再提出を求められた」
「保証会社の審査が不安」
このような場合は、申込書の記載内容と必要書類を整理することが重要です。
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本人確認書類の住所が異なる場合も、申込先でどのような確認が必要になるか整理しながら手続きを進めることができます。
ただし、運転免許証や住民登録などの行政上の変更手続きについては、警察や自治体の案内に従って対応する必要があります。
本人確認書類や賃貸審査に不安がある方は、物件へ申し込む前にスマイファミリーへご相談ください。

