
賃貸の更新時はいくらかかる?更新料・保証会社・火災保険の費用を解説
賃貸マンションやアパートに住んでいると、契約期間の満了前に管理会社や貸主から「契約更新のお知らせ」が届くことがあります。
その際、
「更新料はいくらかかる?」
「更新料以外にも支払いがある?」
「保証会社も更新するの?」
「火災保険も同じ時期に払う?」
「更新するより引っ越した方がいい?」
「更新しない場合はいつまでに連絡すればいい?」
と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
賃貸住宅の更新時には、更新料だけでなく、更新事務手数料、保証会社の費用、火災保険料などが同じ時期に必要になる場合があります。
一方で、すべての物件で同じ費用が発生するわけではありません。
契約内容、管理会社、保証会社、保険契約などによって必要な費用や支払時期は異なります。
今回は、埼玉県内の賃貸住宅に住んでいる方へ、契約更新時に確認したい費用や、更新するか引っ越すか迷ったときのポイントについて解説します。
■まず賃貸借契約の期間を確認する
賃貸住宅では、契約期間が定められています。
契約書には、
・契約開始日
・契約終了日
・契約期間
・更新の方法
・更新料
・更新事務手数料
・解約予告期間
などが記載されています。
まずは現在の賃貸借契約書を確認しましょう。
「入居してから約2年経ったからそろそろ更新」と覚えていても、実際の契約満了日は入居日と完全に同じとは限りません。
更新案内が届く前でも、契約終了日を確認しておくと今後の予定を立てやすくなります。
■普通借家契約と定期借家契約は違う
賃貸契約には、一般的な普通借家契約のほか、定期借家契約があります。
普通借家契約では、契約期間満了後も更新して住み続けるケースがあります。
一方、定期借家契約は、あらかじめ定められた契約期間が終了すると契約が終了する仕組みです。
引き続き住める場合でも、「更新」ではなく新たな契約を結ぶ再契約という形になることがあります。
そのため、契約書に、
・普通借家
・定期借家
・更新
・再契約
のどれが記載されているか確認しましょう。
「今の部屋には当然そのまま住み続けられる」と自己判断せず、契約内容を確認することが大切です。
■賃貸の更新料とは?
更新料とは、賃貸借契約を更新するときに、契約内容に基づいて貸主へ支払う費用です。
更新料の有無や金額は物件によって異なります。
例えば、
・更新料なし
・新賃料の1か月分
・一定額
などがあります。
更新料が必要かどうかは、募集時の条件だけではなく、現在の賃貸借契約書を確認しましょう。
更新時に初めて金額を見るのではなく、契約時から将来必要になる費用として把握しておくことが大切です。
■更新料と更新事務手数料は同じ?
更新料とは別に、「更新事務手数料」が設定されている場合があります。
名称が似ていますが、同じ費用とは限りません。
更新事務手数料は、契約更新に伴う事務手続きについて定められている費用です。
契約によっては、
・更新料のみ
・更新事務手数料のみ
・両方必要
・どちらも不要
という場合があります。
更新案内が届いたら、「更新時の総額」だけを見るのではなく、何の費用なのか項目ごとに確認しましょう。
■保証会社にも更新費用がかかる?
家賃保証会社を利用している場合、賃貸借契約とは別に保証契約の更新費用が必要になることがあります。
例えば、
・1年ごとの更新保証料
・月額保証料
・更新料なしのプラン
など、保証会社や契約プランによって仕組みが異なります。
賃貸借契約が2年契約でも、保証会社の更新が1年ごとという場合もあります。
そのため、
「部屋の更新は来年だから今年は何も支払わなくていい」
とは限りません。
保証会社の契約書や過去の支払い履歴を確認し、
・保証会社名
・更新時期
・更新保証料
・月額保証料
・支払い方法
を把握しておきましょう。
■火災保険も更新が必要?
賃貸住宅では、火災保険などへの加入を契約条件としている場合があります。
火災保険にも保険期間があり、賃貸借契約の更新時期と近い時期に満期を迎えることがあります。
確認したいのは、
・保険期間
・満期日
・更新保険料
・自動更新か
・自分で手続きが必要か
・現在の補償内容
です。
賃貸契約を更新したからといって、火災保険も自動的に継続されるとは限りません。
反対に、引っ越す予定なのに保険だけ自動更新される可能性もあります。
更新案内が届いたら、保険についても確認しましょう。
■更新時に必要になる可能性がある費用
契約更新の時期には、次のような費用が重なる可能性があります。
・契約更新料
・更新事務手数料
・保証会社の更新保証料
・火災保険料
・家賃
・共益費、管理費
・その他契約で定められた費用
すべての費用が必ず必要になるわけではありません。
例えば、更新料がない物件でも、保証会社の更新費用や火災保険料が必要になる場合があります。
「更新料なし=更新時の支払いがゼロ」とは限らないため、総額を確認することが大切です。
■更新時に家賃が変わることはある?
更新案内と一緒に、家賃や共益費などの変更について案内される場合があります。
例えば、
「次回契約期間から家賃を変更したい」
「共益費を変更したい」
といった内容です。
更新書類が届いた場合は、今までの金額と比較して、
・家賃
・共益費
・管理費
・駐車場代
・その他月額費用
に変更がないか確認しましょう。
金額が変わっている場合は、いつから変更になるのか、どのような案内なのかを管理会社へ確認します。
内容が分からないまま書類へ署名することは避けましょう。
■更新書類はどこを確認する?
更新案内が届いたら、金額だけではなく内容全体を確認します。
特に確認したいのは、
・新しい契約期間
・新しい家賃
・管理費、共益費
・更新料
・更新事務手数料
・保証会社の費用
・火災保険
・支払期限
・書類返送期限
・連帯保証人
・緊急連絡先
・入居者情報
などです。
勤務先や電話番号、緊急連絡先などが変わっている場合は、更新時に変更手続きを求められることがあります。
■緊急連絡先が変わっている場合
入居時に登録した緊急連絡先が、数年後も同じとは限りません。
例えば、
・電話番号が変わった
・親族が引っ越した
・勤務先の担当者が退職した
・以前登録した人と連絡を取らなくなった
という場合があります。
古い情報のまま更新するのではなく、現在有効な連絡先へ変更できるか確認しましょう。
緊急時に連絡できない情報が登録されたままでは、実際に必要なときに連絡が取れません。
■同居人が増えた・減った場合
契約後に、
・結婚した
・子どもが生まれた
・同居人が退去した
・家族が一緒に住み始めた
など、入居者が変わっている場合があります。
契約者以外の方を無断で住まわせることが認められていない契約もあります。
更新時まで何も伝えずにいるのではなく、入居者に変更があった時点で管理会社へ連絡しましょう。
更新書類に入居者欄がある場合は、現在の居住状況と一致しているか確認します。
■勤務先が変わった場合
入居から更新までの間に転職した場合は、勤務先情報が古くなっていることがあります。
更新時に、
・勤務先
・勤務先住所
・電話番号
・雇用形態
などの変更を確認されることがあります。
現在の情報を正確に伝えましょう。
勤務先が変わったことを理由に、以前の勤務先をそのまま記載することは避けます。
■更新しない場合はいつまでに連絡する?
契約満了をきっかけに引っ越したい場合でも、何も連絡せず契約終了日を迎えれば自動的に退去できるとは限りません。
賃貸借契約には、解約予告期間が定められていることがあります。
例えば、1か月前までに解約通知が必要な契約であれば、引っ越したい日の直前に連絡すると、その後も一定期間家賃が発生する可能性があります。
更新しない可能性がある場合は、
・契約満了日
・解約予告期間
・解約方法
・更新書類の回答期限
を早めに確認しましょう。
■「更新料を払いたくないから退去」は得?
更新時にまとまった費用がかかると、
「更新するより引っ越した方が安いのでは?」
と考えることがあります。
ただし、引っ越しにも費用がかかります。
例えば、
・新居の敷金
・礼金
・前家賃
・仲介手数料
・保証会社の初回保証料
・火災保険料
・鍵交換費用
・引っ越し業者
・家具や家電
・現在の部屋の退去費用
などがあります。
更新料だけを比較すると引っ越しの方が得に見えても、総額では現在の部屋を更新した方が負担が少ない場合があります。
■更新するか引っ越すか迷ったとき
契約更新は、現在の住まいを見直すタイミングでもあります。
次のような点を確認してみましょう。
・今の家賃に無理がないか
・部屋の広さは足りているか
・通勤や通学は便利か
・騒音などの不満はないか
・設備に不満はないか
・家族構成が変わっていないか
・今後も数年間住む予定か
・更新に必要な費用
・引っ越した場合の初期費用
現在の住まいに大きな不満がなければ、更新して住み続けることも一つの選択です。
一方、
「家族が増えて狭くなった」
「勤務先が変わった」
「家賃を下げたい」
「もっと駅に近い場所へ移りたい」
といった事情がある場合は、更新前に新しい物件を探し始める方法もあります。
■更新期限ぎりぎりに部屋を探し始めない
更新するか引っ越すか迷っている場合は、更新期限の数日前になってから部屋探しを始めるのはおすすめできません。
新しい賃貸物件では、
・物件探し
・内見
・申込み
・入居審査
・契約
・引っ越し
まで時間が必要です。
さらに現在の住まいの解約予告期間もあります。
更新案内が届いてから慌てないよう、契約満了日が近づいてきたら今後の予定を考え始めましょう。
■更新料を払った直後に退去できる?
契約を更新した後に事情が変わり、すぐに退去することもあります。
ただし、支払った更新料や更新事務手数料などが退去によって返金されるとは限りません。
また、契約によっては短期解約に関する条件が設けられている可能性もあります。
転勤、結婚、同居、住宅購入など、近いうちに引っ越す可能性がある場合は、更新する前に今後の予定を整理しましょう。
■更新案内を無視しない
管理会社から更新案内が届いたときに、
「まだ時間があるから」
「よく分からないから」
と放置することは避けましょう。
更新書類には提出期限や支払期限が設定されている場合があります。
また、書類の内容について確認が必要な場合、期限直前では対応が間に合わないことがあります。
書類が届いたら、
1.内容を確認する
2.費用を確認する
3.更新するか引っ越すか考える
4.分からない部分を問い合わせる
5.期限までに手続きをする
という流れで進めましょう。
■更新前に確認しておきたいこと
契約更新が近づいたら、次の内容を整理しておくと安心です。
・現在の契約終了日
・次回の契約期間
・更新料
・更新事務手数料
・保証会社の更新費用
・火災保険の更新費用
・更新後の家賃
・共益費、管理費
・支払期限
・書類提出期限
・緊急連絡先
・勤務先情報
・同居人情報
・解約予告期間
・引っ越す場合の予算
更新に必要な総額が分かれば、「このまま住む」「住み替える」の比較もしやすくなります。
■埼玉県で更新を機に住み替えを考えている方へ
スマイファミリー大宮店では、大宮を中心に埼玉県内のお部屋探しや住み替えについてご相談を承っています。
「もうすぐ更新なので引っ越すか迷っている」
「更新料と引っ越し費用を比較したい」
「今より家賃を抑えたい」
「家族が増えたので広い部屋へ移りたい」
「勤務先が変わったので通勤しやすい場所へ引っ越したい」
「更新までに入居できる物件を探したい」
このような場合も、現在の契約終了日や解約予告期間、希望する入居時期、家賃、初期費用などを確認しながらお部屋探しをお手伝いします。
契約更新では、更新料だけでなく、保証会社や火災保険など複数の費用が同じ時期に必要になることがあります。
更新案内が届いたら、まず現在の契約内容と必要な総額を確認しましょう。
そのうえで、今の部屋へ住み続けるのか、新しい部屋へ住み替えるのかを検討することが大切です。
埼玉県で賃貸契約の更新を機にお部屋探しを検討している方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。
