
賃貸の初期費用はいつ払う?契約のタイミングと支払い方法を解説
賃貸物件を申し込む際、「初期費用はいつ支払うの?」「入居審査に通る前に支払いが必要?」「現金やクレジットカードは使える?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
賃貸の初期費用は、一般的に入居審査の承認後、賃貸借契約の締結前後に支払います。
ただし、支払期限や支払い方法は、物件、管理会社、貸主、不動産会社によって異なります。
契約開始日まで余裕がある場合でも、入居審査に通過して契約内容が確定すると、数日以内に支払いを求められることもあります。
今回は、埼玉県で賃貸物件を探している方へ、初期費用を支払うタイミング、申し込みから契約までの流れ、主な支払い方法、支払い前に確認したい注意点を解説します。
■賃貸の初期費用とは?
賃貸の初期費用とは、賃貸物件を契約して入居するまでに必要となる費用の総称です。
物件によって異なりますが、主に次のような費用があります。
・敷金
・礼金
・前家賃
・日割り家賃
・共益費や管理費
・仲介手数料
・保証会社の初回保証料
・火災保険料
・鍵交換費用
・24時間サポート費用
・退去時クリーニング費用
・消毒費用
・その他の契約時費用
敷金・礼金がない物件でも、保証会社、火災保険、鍵交換などの費用が必要になる場合があります。
物件情報に記載された家賃だけで判断せず、契約時に必要な総額を確認することが大切です。
■初期費用を支払うタイミング
初期費用を支払うタイミングは、一般的に入居審査の承認後です。
申し込みから入居までの大まかな流れは次のとおりです。
1.希望する物件を決める
2.入居申し込みを行う
3.保証会社や管理会社などの審査を受ける
4.審査結果が出る
5.契約内容と初期費用を確認する
6.初期費用を支払う
7.重要事項説明を受ける
8.賃貸借契約を締結する
9.契約開始日に鍵を受け取る
10.入居する
実際の順番は物件によって異なり、重要事項説明や契約手続きを行った後に初期費用を支払う場合もあります。
不動産会社から請求書や精算書を受け取り、金額、振込先、支払期限を確認してから支払いましょう。
■入居審査の前に支払うことはある?
通常、敷金、礼金、前家賃などの契約金全額は、入居審査の承認後に支払います。
審査結果が出る前は、契約できることが確定していないためです。
ただし、申し込み方法や物件によっては、申込金や預かり金について案内される可能性があります。
申込金などを支払う場合は、次の点を事前に確認しましょう。
・何のために支払う費用か
・契約成立時に初期費用へ充当されるか
・審査に通らなかった場合は返金されるか
・申し込みを取り下げた場合は返金されるか
・返金されない条件があるか
・領収書や預かり証を発行してもらえるか
金額の目的や返金条件が分からない状態で支払わず、書面やメールで内容を確認することが大切です。
■審査に通ったらすぐ支払う?
入居審査に通過すると、管理会社や不動産会社が契約書類や初期費用の精算書を作成します。
精算書が届いた後は、指定された期限までに支払いが必要です。
支払期限は契約開始日や契約手続きの日程によって異なりますが、審査承認後から数日程度に設定される場合もあります。
「入居日は来月だから、支払いも来月でよい」とは限りません。
貸主や管理会社は、審査承認後に契約手続きを進め、募集を停止することがあります。
支払いが難しい場合は、期限を過ぎてからではなく、請求書を受け取った段階で不動産会社へ相談しましょう。
■初期費用を支払う前に確認すること
初期費用を支払う前に、精算書の内容を確認します。
主な確認項目は次のとおりです。
・物件名と部屋番号
・契約者名
・契約開始日
・家賃の発生日
・敷金と礼金
・日割り家賃
・翌月分の前家賃
・共益費や管理費
・仲介手数料
・保証会社の初回保証料
・火災保険料
・鍵交換費用
・付帯サービスの費用
・振込先口座
・振込名義
・支払期限
・振込手数料の負担
特に確認したいのが、家賃の発生日です。
実際の引っ越し日と契約開始日が異なる場合、引っ越し前から家賃が発生することがあります。
いつから家賃が発生するのか、日割り家賃が何日分になっているのかを確認しましょう。
■初期費用の主な支払い方法
初期費用の支払い方法には、主に次のようなものがあります。
・銀行振込
・クレジットカード
・店頭での支払い
・分割払いサービス
・その他の指定方法
すべての物件で、好きな支払い方法を選べるわけではありません。
例えば、仲介手数料だけクレジットカードを利用できる場合や、初期費用全体をカードで支払える場合があります。
一方で、貸主や管理会社へ支払う敷金、礼金、前家賃などは銀行振込のみというケースもあります。
クレジットカード払いや分割払いを希望する場合は、物件を申し込む前に利用できる範囲を確認しましょう。
■銀行振込で支払う場合
銀行振込は、賃貸の初期費用で多く利用される支払い方法です。
請求書に記載された指定口座へ、期限までに振り込みます。
振り込む前に、次の内容を確認しましょう。
・金融機関名
・支店名
・口座種別
・口座番号
・口座名義
・振込金額
・振込名義
・振込期限
契約者本人以外の口座から振り込む場合は、事前に不動産会社へ伝えましょう。
振込名義が契約者名と異なると、入金確認に時間がかかる可能性があります。
振込完了後は、利用明細や振込完了画面を契約終了まで保管しておくと安心です。
■クレジットカードで支払う場合
クレジットカードを利用できれば、手元の現金を一度に減らさずに済む場合があります。
ただし、利用条件は不動産会社や物件によって異なります。
次の内容を確認しましょう。
・利用できるカードブランド
・カードを利用できる費用
・一括払いか分割払いか
・決済手数料の有無
・契約者本人名義のカードが必要か
・利用限度額に余裕があるか
・決済期限
初期費用がカードの利用限度額を超えると、決済できない可能性があります。
カード会社の分割払いやリボ払いには手数料がかかることもあるため、毎月の返済額と支払総額を確認したうえで利用しましょう。
■現金を持参する必要はある?
近年は銀行振込などが指定され、店頭で現金を受け付けていない不動産会社もあります。
防犯や入金管理の都合上、高額な現金を店舗へ持参しても、その場で受け取ってもらえない可能性があります。
支払い方法を確認せずに現金を用意するのではなく、請求書や不動産会社からの案内を確認しましょう。
現金で支払う場合は、必ず領収書を受け取って保管します。
■初期費用は分割できる?
クレジットカード払いや提携サービスにより、初期費用を分割できる場合があります。
ただし、すべての物件や不動産会社が分割払いに対応しているわけではありません。
また、分割払いを利用すると、手数料が発生する可能性があります。
分割払いを検討する場合は、次の点を確認しましょう。
・分割できる費用の範囲
・分割回数
・毎月の支払額
・手数料
・支払総額
・審査の有無
・途中で一括返済できるか
初期費用を分割できても、入居後は毎月の家賃や生活費が必要です。
引っ越し費用、家具・家電の購入費、電気・ガス・水道の支払いなども含めて、無理のない資金計画を立てましょう。
■支払期限に間に合わない場合
支払期限に間に合わない可能性がある場合は、早めに不動産会社へ相談してください。
連絡をしないまま期限を過ぎると、契約の意思がないと判断されたり、契約手続きを進められなくなったりする可能性があります。
相談する際は、次の内容を整理して伝えましょう。
・支払いが遅れる理由
・いつ支払えるか
・支払える金額
・支払い方法の変更を希望するか
・契約開始日の変更が必要か
支払期限を必ず延長できるとは限りません。
貸主や管理会社の承諾が必要になる場合があるため、申し込み前の段階で初期費用の準備状況を伝えておくことも大切です。
■見積額と請求額が違うことはある?
物件を紹介された段階の概算見積額と、審査承認後の正式な請求額が異なる場合があります。
主な理由は次のとおりです。
・契約開始日が変わった
・日割り家賃の日数が変わった
・翌月分の家賃が追加された
・保証会社の審査結果により保証料が変わった
・火災保険のプランが確定した
・鍵交換や付帯サービスの内容が確定した
・駐車場などの追加契約が決まった
正式な金額は、審査承認後に発行される精算書や請求書で確認します。
見積額と大きく異なる場合は、支払う前に変更された項目と理由を確認しましょう。
■振込先の変更を求めるメールに注意する
初期費用は高額になることが多いため、振込先を間違えると大きなトラブルにつながります。
最初に案内された口座と異なる口座へ振り込むよう突然メールが届いた場合は、そのまま支払わず、不動産会社へ確認しましょう。
確認するときは、振込先変更を知らせてきたメールへの返信だけではなく、それまで連絡していた電話番号や不動産会社の公式サイトに掲載された連絡先を利用すると安心です。
振込完了後に間違いに気づいた場合は、すぐ金融機関と不動産会社へ連絡してください。
■契約をやめた場合、支払ったお金は戻る?
契約をやめた場合の返金については、契約の成立時期、支払った費用の内容、キャンセルの理由などによって対応が異なります。
申込金や預かり金、契約金は、すべて同じ扱いになるとは限りません。
また、すでに契約が成立している場合は、単純な申し込みの取り下げではなく、契約の解約として扱われる可能性があります。
支払い前に、次の内容を確認しましょう。
・契約が成立するタイミング
・キャンセル時の取り扱い
・返金される費用
・返金されない可能性がある費用
・返金方法
・返金時期
申し込み後に事情が変わった場合は、できるだけ早く不動産会社へ連絡することが大切です。
■初期費用を抑えたい場合
初期費用を抑えたい場合は、物件を申し込んだ後ではなく、物件探しを始める段階で相談しましょう。
例えば、次のような条件から物件を探せる可能性があります。
・敷金なし
・礼金なし
・一定期間の家賃が無料になるフリーレント
・仲介手数料を抑えられる物件
・保証料の負担が比較的少ない物件
・鍵交換などの費用が少ない物件
・クレジットカード払いに対応した物件
ただし、敷金や礼金がないからといって、必ず契約時の総額が安いとは限りません。
退去時のクリーニング費用や短期解約違約金など、入居後や退去時に必要となる費用も確認しましょう。
月々の家賃だけでなく、契約時から退去時までの総額を比較することが大切です。
■申し込み前に準備しておきたいこと
気に入った物件を見つけてから初期費用を準備すると、支払期限に間に合わない可能性があります。
お部屋探しを始める際は、次の内容を整理しておきましょう。
・準備できる初期費用の金額
・希望する支払い方法
・クレジットカードの利用限度額
・給与日や資金を用意できる日
・引っ越し費用
・家具や家電の購入費
・入居後に必要となる生活費
・契約を開始できる時期
予算が限られている場合は、不動産会社へ具体的な上限額を伝えると、条件に合う物件を探しやすくなります。
■埼玉県で初期費用にお悩みの方へ
スマイファミリー大宮店では、大宮を中心に埼玉県内のお部屋探しについてご相談を承っています。
「初期費用がいくら必要か知りたい」
「契約金を用意できる時期に合わせて探したい」
「敷金・礼金を抑えられる物件を探したい」
「初期費用の支払い方法を確認したい」
「契約時に必要な費用を事前に把握したい」
「初期費用だけでなく、毎月の支払いも含めて相談したい」
このような場合も、家賃、初期費用、入居希望日、審査に必要な書類などを確認しながら、お部屋探しをお手伝いします。
初期費用は、一般的に入居審査の承認後、指定された期限までに支払います。
支払いの直前になって慌てないためにも、お部屋探しを始める段階で、準備できる金額や希望する支払い方法を整理しておくことが大切です。
埼玉県で賃貸物件の初期費用、契約金、支払い時期、クレジットカード払いなどについてお悩みの方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。
