
東京・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬で貸倉庫・作業場を借りるには?契約前の確認点を解説
会社の商品や資材を保管するために貸倉庫を探したり、製品の組立てや加工などを行うために作業場を探したりすることがあります。
その際、
「倉庫なら何を置いても大丈夫?」
「倉庫の中で作業してもいい?」
「トラックを停めて荷物を積み下ろしできる?」
「夜間や早朝も利用できる?」
「機械を使う作業場として借りられる?」
「ネットで見つけた倉庫をそのまま契約して大丈夫?」
と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
貸倉庫や作業場は、広さと賃料だけで選ぶものではありません。
保管する物、実際に行う作業、使用する機械、車両の大きさ、搬入回数、営業時間、騒音や振動などによって、利用できる物件が変わります。
「倉庫」として募集されているからといって、希望する使い方がすべて認められるとは限りません。
今回は、東京・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬で貸倉庫・作業場を探している法人・個人事業主の方へ、契約前に確認したいポイントを解説します。
■貸倉庫と作業場は同じ?
貸倉庫は、一般的に商品、資材、備品などを保管する目的で利用する事業用物件です。
一方、作業場では、
・商品の梱包
・製品の組立て
・商品の加工
・機械を使った作業
・修理
・発送作業
・資材の仕分け
など、保管以外の作業を行う場合があります。
同じ建物でも、「保管のみなら可能」「軽作業までは相談可能」「機械を使った作業は不可」など条件が異なることがあります。
貸倉庫を借りてから勝手に作業場として使用するのではなく、何をする予定なのか申込み前に伝えましょう。
■まず何を保管するのか整理する
倉庫を探すときは、最初に保管するものを整理します。
例えば、
・アパレル商品
・家具
・家電
・建築資材
・工具
・自動車部品
・食品
・書類
・ネットショップの商品
・イベント用品
・事務用品
などです。
物件によっては、保管できないものや、貸主の事前承諾が必要となるものがあります。
特に、
・臭いが発生する物
・液体
・大量の可燃物
・危険物に該当する可能性がある物
・重量のある機械や資材
・食品
・廃棄物
などを扱う場合は、通常の商品保管とは確認内容が異なります。
「荷物を置きます」だけではなく、具体的に何をどのくらい保管するのか伝えましょう。
■倉庫内で梱包や発送作業をしてもいい?
ネットショップや卸売業では、倉庫内で商品を保管するだけでなく、
・商品のピッキング
・検品
・梱包
・伝票作成
・発送準備
などを行うことがあります。
このような場合は、保管だけの利用ではありません。
作業する人数や時間、宅配業者の出入りなども含めて確認が必要です。
例えば、
・常時何人が作業するか
・1日に何件程度発送するか
・宅配業者が何回来るか
・段ボールなどのごみがどの程度出るか
・営業時間は何時から何時までか
などを整理しておくと、不動産会社や貸主へ使用方法を伝えやすくなります。
■製造や加工をしてもいい?
倉庫内で商品の製造、加工、修理などを行いたい場合は、さらに確認が必要です。
例えば、
・電動工具を使用する
・機械を動かす
・溶接を行う
・木材を加工する
・金属を加工する
・塗装を行う
・車両を整備する
などの作業では、音、振動、臭い、火気などが発生する可能性があります。
建物や周辺環境によっては、希望する作業が認められないことがあります。
単に「作業場」と伝えるのではなく、
「何を作るのか」
「どの機械を使うのか」
「音や臭いは発生するのか」
まで具体的に説明しましょう。
■騒音や振動はどのくらい出る?
作業場を探す場合は、騒音や振動も重要です。
電動工具や機械を使用すると、建物内部だけでなく周辺へ音や振動が伝わることがあります。
特に、
・住宅が近い
・同じ建物に別の事業者が入居している
・早朝や夜間に作業する
・シャッターの開閉回数が多い
といった場合は注意が必要です。
内見するときは、建物内部だけでなく周辺環境も確認しましょう。
作業内容によっては、防音や防振対策について相談が必要になる場合があります。
■トラックで搬入できる?
倉庫を借りる場合、建物そのものと同じくらい重要なのが搬入経路です。
例えば10トントラックを使用する会社が、普通乗用車しか進入できない道路沿いの倉庫を借りても実際の業務では使えません。
確認したい内容は、
・前面道路の幅
・大型車が進入できるか
・車両の高さ
・車両の長さ
・敷地内で方向転換できるか
・トラックを停車できる場所
・荷物を降ろす場所
・搬入口の位置
などです。
現在使用している車両や、将来使用する予定の車両サイズも整理しておきましょう。
■4トントラック・10トントラックが入れるか確認する
「トラック進入可能」と記載されている物件でも、どの大きさまで入れるのか確認が必要です。
2トン車と10トン車では必要な道路幅や旋回スペースが異なります。
また、道路から敷地へ入れても、
・敷地内で切り返しできない
・入口の高さが足りない
・シャッター前へ車を付けられない
・他のテナントの車両が停まっている
という場合もあります。
可能であれば、実際に使用する車両を想定しながら現地を確認しましょう。
■シャッターのサイズを測る
荷物や機械を搬入するときは、シャッターの幅と高さも確認します。
大型の商品やパレット、フォークリフトなどを使用する場合、入口を通れなければ倉庫内部が広くても利用できません。
確認したい項目は、
・シャッター幅
・シャッター高さ
・シャッター前のスペース
・段差
・床の高さ
・搬入経路
です。
大型設備を設置予定の場合は、設備の寸法を確認したうえで内見しましょう。
■天井の高さも重要
倉庫では床面積だけでなく、天井高によって収納量が大きく変わります。
ラックを設置して商品を高く積み上げる場合は、
・天井高
・梁の位置
・照明の位置
・空調設備
・消防設備
なども確認します。
募集図面に記載されている天井高が、建物全体で同じとは限りません。
梁の下では高さが低くなる場合もあります。
実際にラックを設置したい位置を確認しましょう。
■床の耐荷重を確認する
重量物を保管する場合は、床の強度も重要です。
例えば、
・重量のある機械
・大量の商品
・金属資材
・パレット積みの商品
・大型ラック
などを設置すると、床へ大きな荷重がかかる可能性があります。
物件によって床の仕様が異なるため、重量物を置く予定がある場合は事前に相談しましょう。
「床がコンクリートだから大丈夫」と自己判断することは避けます。
■フォークリフトを使える?
倉庫内でフォークリフトを使用したい場合は、
・入口幅
・天井高
・床の状態
・旋回スペース
・荷物の配置
・充電場所
・換気
などを確認します。
屋外でフォークリフトを使用する場合は、敷地内の走行範囲についても確認が必要です。
貸主や管理会社へ無断でフォークリフトを持ち込まず、使用予定があることを申込み前に伝えましょう。
■電気容量を確認する
作業場では、照明だけでなく機械や工具を使用することがあります。
その場合、
・現在の電気容量
・動力電源
・三相電源
・コンセントの位置
・容量変更が可能か
などを確認します。
希望する機械を設置できても、必要な電源を確保できなければ使用できません。
大型機械や業務用設備を使用する場合は、メーカーや電気工事業者にも必要容量を確認しておきましょう。
■水道や排水設備は必要?
作業内容によっては水道を使用することがあります。
例えば、
・清掃
・洗浄
・製造
・車両関連作業
・従業員用設備
などです。
物件によっては水道設備が最低限しかない場合があります。
また、大量の排水や特殊な排水を行う場合は、通常の水道設備では対応できない可能性があります。
何に水を使うのか具体的に確認しておきましょう。
■トイレはある?
倉庫だけを見ていると見落としやすいのが従業員用の設備です。
長時間スタッフが勤務する場合は、
・トイレ
・手洗い場
・休憩スペース
・空調
・照明
なども必要になります。
トイレが共用の場合は、
・利用可能時間
・清掃方法
・利用者
・管理費
なども確認しましょう。
■夏や冬の室温も確認する
倉庫は住宅やオフィスと異なり、断熱や空調設備が十分でないことがあります。
夏は室内温度が高くなり、冬は非常に冷える場合があります。
商品によっては温度や湿度によって品質へ影響する可能性もあります。
確認したい内容は、
・空調の有無
・換気設備
・断熱
・日当たり
・湿気
・雨漏りの跡
などです。
衣類、紙製品、精密機器などを保管する場合は、湿度にも注意しましょう。
■消防設備を確認する
倉庫や作業場では、建物の使用方法や保管するものなどによって、消防設備に関する確認が必要になることがあります。
例えば、
・消火器
・自動火災報知設備
・誘導灯
・非常口
・避難経路
などです。
新たに間仕切りを作ったり、保管方法を変更したりすることで、追加の確認が必要になる場合があります。
契約後に工事を進めてから問題が分からないよう、必要に応じて消防署や専門業者へ事前に相談しましょう。
■24時間使えるとは限らない
貸倉庫だからといって、24時間自由に利用できるとは限りません。
物件によって、
・利用可能時間
・シャッター開閉時間
・夜間の車両出入り
・休日利用
・警備方法
などが決められている場合があります。
早朝に配送がある会社や、夜間に荷物を受け取る会社は、営業時間だけでなく搬入時間についても確認しましょう。
■荷物の積み下ろしで道路を使ってもいい?
物件の前に道路があるからといって、長時間トラックを停車して荷物を積み下ろせるとは限りません。
敷地内で作業できるのか、道路上での荷下ろしが必要になるのか確認しましょう。
毎日多くの荷物を搬入する場合は、周辺交通や近隣への影響も考える必要があります。
物流量が多い会社では、専用の荷捌きスペースがある物件の方が使いやすい場合があります。
■駐車場は何台必要?
倉庫や作業場では、
・営業車
・配送車
・従業員の車
・来客車
など、複数の車両を使用することがあります。
物件を探す前に、
・普通車何台
・トラック何台
・来客用何台
と必要台数を整理しましょう。
敷地内で足りない場合は、近隣の月極駐車場も含めて検討します。
特に栃木、茨城、群馬、埼玉、千葉などでは、業種によって車通勤を前提とした物件選びが必要になることがあります。
■高速道路や主要道路へのアクセスも確認する
物流や営業車の移動が多い事業では、駅からの距離より道路アクセスが重要になる場合があります。
確認したいのは、
・高速道路のインターチェンジ
・国道
・主要県道
・大型車が通行できる道路
・渋滞しやすい時間帯
などです。
賃料が安くても、毎日の配送時間が大きく増えると事業コストへ影響する可能性があります。
物件の家賃だけでなく、物流効率も考えましょう。
■事務所を併設できる?
倉庫と一緒に、
・営業事務所
・商品管理事務所
・スタッフの作業スペース
を設けたい場合があります。
物件によっては倉庫内に事務所スペースが付いていることもあります。
その場合は、
・インターネット回線
・電話回線
・空調
・照明
・トイレ
・来客対応
なども確認しましょう。
倉庫内へ新しく事務所を作る場合は、貸主の承諾や工事内容の確認が必要になる可能性があります。
■看板を設置できる?
会社名、倉庫名、配送業者向けの案内看板などを設置したい場合は、事前に確認します。
設置場所として、
・建物外壁
・シャッター
・敷地入口
・道路側の看板スペース
などがあります。
無断で外壁やシャッターへ会社名を表示しないようにしましょう。
■大量のごみが出る場合
梱包作業を行う倉庫では、
・段ボール
・ビニール
・緩衝材
・木製パレット
などが大量に出ることがあります。
事業活動から出るごみについては、物件のごみ置場を自由に利用できるとは限りません。
処理方法、保管場所、回収方法などを確認しましょう。
廃棄物が多い業種は、敷地内に一時保管するスペースが必要になる場合もあります。
■貸倉庫の初期費用を確認する
貸倉庫・作業場の契約では、
・保証金または敷金
・礼金
・前家賃
・共益費
・仲介手数料
・保証会社利用料
・火災保険料
などが必要になる場合があります。
さらに、
・ラック設置
・電気工事
・照明工事
・空調工事
・防犯設備
・看板工事
などが必要になる場合もあります。
物件取得費だけではなく、実際に営業を開始できる状態までの総額を計算しましょう。
■防犯設備も確認する
高額な商品や機械を保管する場合は、防犯性も重要です。
確認したい内容は、
・シャッターの施錠方法
・出入口
・防犯カメラ
・警備会社
・センサー
・窓
・夜間の周辺環境
などです。
必要に応じて、新しい防犯カメラや警備システムを設置できるか確認しましょう。
■契約前に必ず使用目的を伝える
貸倉庫・作業場で特に重要なのは、実際の使い方を正確に伝えることです。
申込み前に、
・会社名または屋号
・事業内容
・保管する物
・保管量
・作業内容
・使用する機械
・騒音や振動
・臭い
・従業員数
・営業時間
・車両台数
・最大車両サイズ
・搬入回数
などを整理しましょう。
「倉庫として使います」とだけ伝え、契約後に機械加工などを始めるとトラブルになる可能性があります。
最初から実際の利用方法を伝えることが大切です。
■貸倉庫・作業場の内見チェック項目
内見時には、次の内容を確認しましょう。
・建物の広さ
・天井高
・梁の高さ
・シャッター幅と高さ
・床の状態
・床の耐荷重
・搬入経路
・前面道路
・大型車の進入
・敷地内の旋回スペース
・駐車可能台数
・電気容量
・動力電源
・水道
・排水
・トイレ
・空調
・換気
・照明
・消防設備
・防犯設備
・騒音や振動
・利用可能時間
・看板
・ごみ処理
・原状回復条件
事業内容によって優先する項目は変わります。
実際の設備や車両の寸法が分かる場合は、内見時に持参すると確認しやすくなります。
■東京・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬で貸倉庫・作業場をお探しの方へ
スマイファミリー大宮店では、東京・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬で、テナント・事業用・貸倉庫・作業場・事務所・オフィス探しについてご相談を承っています。
「商品の保管用倉庫を探している」
「ネットショップの商品を保管・発送したい」
「大型トラックが入れる倉庫を探したい」
「倉庫内で軽作業をしたい」
「機械を使える作業場を探している」
「営業車を複数台停めたい」
「高速道路からアクセスしやすい倉庫を探したい」
このような場合も、事業内容、保管物、車両サイズ、必要設備、希望エリア、予算などを確認しながら物件をお探しします。
貸倉庫や作業場は、広さと賃料だけでは判断できません。
保管するもの、作業内容、搬入車両、道路状況、設備容量、周辺環境などを契約前に確認することが大切です。
東京・埼玉・千葉・栃木・茨城・群馬で貸倉庫、作業場、テナント、事業用物件をお探しの方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。
