
埼玉で子育てしやすい賃貸を探すには?間取りや周辺環境の確認ポイント
埼玉県で子どもと暮らすための賃貸物件を探す場合、家賃や間取りだけでなく、日々の子育てを具体的にイメージすることが大切です。
「何階の部屋が暮らしやすい?」「子どもの足音が心配」「保育園や小学校に近ければ安心?」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
大人だけで暮らす場合には気にならなかった段差、収納、階段、道路の交通量などが、子どもとの生活では大きな違いになることがあります。
また、現在の年齢に合った物件でも、子どもの成長や家族構成の変化によって、数年後に手狭になる可能性があります。
今回は、埼玉県で子育て世帯向けの賃貸物件を探している方へ、間取り、階数、防音性、収納、ベビーカー動線、通園・通学路などの確認ポイントを解説します。
■最初に家族の生活を整理する
物件を探す前に、現在の生活と数年後の変化を整理しましょう。
主に確認したい内容は、次のとおりです。
・家族の人数
・子どもの年齢
・今後家族が増える予定
・保護者の勤務先と通勤方法
・保育園や幼稚園の送迎方法
・在宅勤務の有無
・車や自転車の使用状況
・所有している家具や家電
・ベビーカーや外遊び用品の量
・希望する入居期間
乳幼児の時期は、リビングを中心に過ごすことが多くても、成長すると勉強や就寝のために個室が必要になることがあります。
すぐに必要な条件だけでなく、その物件に何年くらい住みたいかも考えましょう。
■子どもの入居が認められているか確認する
二人以上で入居できる物件でも、すべての物件が子育て世帯に対応しているとは限りません。
単身者向けの物件や、入居人数に制限がある物件もあります。
申し込み前に、家族の人数と子どもの年齢を不動産会社へ伝え、入居条件を確認しましょう。
物件情報に「ファミリー向け」と記載されていても、実際に申し込める人数や条件は物件によって異なります。
今後、出産などによって入居人数が増える予定がある場合は、その点も相談しておくと安心です。
■家族に合った間取りを考える
子育て世帯の賃貸では、2DK、2LDK、3DK、3LDKなどが候補になります。
ただし、同じ部屋数でも、広さや配置によって使いやすさが異なります。
間取りを確認するときは、次のような暮らし方を考えましょう。
・家族が集まる場所
・子どもが遊ぶ場所
・寝室
・子ども部屋
・在宅勤務をする場所
・洗濯物を干す場所
・来客時に使用する場所
・おもちゃや学用品を収納する場所
乳幼児がいる家庭では、キッチンからリビングや遊ぶ場所を確認しやすい間取りが便利なことがあります。
一方、生活時間が異なる家庭では、リビングを通らず寝室へ移動できる間取りが使いやすい場合もあります。
部屋数だけでなく、家族が室内をどのように移動するかを確認しましょう。
■リビングの見通しを確認する
小さな子どもがいる場合、料理や洗濯などの家事をしながら、子どもの様子を確認できるかは大切なポイントです。
内見時には、キッチンに立って次の場所を確認しましょう。
・リビング全体
・子どもが遊ぶスペース
・バルコニーの出入口
・隣の居室
・玄関へ続く廊下
・階段や段差
対面式キッチンであっても、壁や収納によってリビングが見えにくい場合があります。
反対に、壁付けキッチンでも、家具の配置を工夫することで子どもの様子を確認しやすくなることがあります。
実際に立つ位置から室内を見渡してみましょう。
■一階と上階の特徴を比較する
子どもと暮らす場合、何階の部屋を選ぶかも重要です。
一階の物件には、次のような特徴があります。
・階下への足音を心配しにくい
・ベビーカーや荷物を運びやすい
・災害や停電時に移動しやすい
・子どもが階段や共用廊下から転落する心配を減らしやすい
一方で、防犯、外からの視線、湿気、虫、日当たりなどを確認する必要があります。
上階の物件には、日当たりや眺望を確保しやすい場合がある一方、子どもの足音が階下へ伝わる可能性があります。
エレベーターがない建物では、子ども、ベビーカー、買い物袋を抱えて階段を上り下りすることになります。
家賃や眺望だけでなく、毎日の移動と生活音も考えて選びましょう。
■エレベーターの有無と大きさを確認する
エレベーターがある物件でも、ベビーカーを開いたまま乗れるとは限りません。
内見時には、次の内容を確認しましょう。
・エレベーターの大きさ
・入口の幅
・ベビーカーを押したまま乗れるか
・混雑しやすい時間帯
・エレベーターまでの段差
・停電や点検時の移動方法
・部屋からエレベーターまでの距離
エントランスに数段の階段があり、スロープがない物件もあります。
建物に到着してから玄関へ入るまで、ベビーカーを押したまま移動できるか確認しましょう。
■足音や生活音への対策を考える
小さな子どもは、室内を走ったり、おもちゃを床へ落としたりすることがあります。
建物の構造だけで、音の伝わり方を正確に判断することはできませんが、物件選びでは次の内容を確認できます。
・床や壁の構造
・階下に住戸があるか
・角部屋か
・隣接する住戸の位置
・寝室同士が接していないか
・共用廊下や階段との位置関係
・過去に確認できる騒音相談があるか
一階や階下に共用部分がある部屋は、足音への心配を減らしやすい場合があります。
入居後は、子どもが遊ぶ場所にラグやマットを敷く、家具へ保護材を付けるなどの対策も考えられます。
ただし、防音マットを使用しても、すべての音を防げるわけではありません。
深夜や早朝の過ごし方など、周囲への配慮も大切です。
■バルコニーと窓の安全性を確認する
子どもがいる家庭では、バルコニーや窓の安全性も確認しましょう。
主な確認項目は、次のとおりです。
・手すりの高さ
・手すりのすき間
・子どもが足を掛けられる部分
・室外機の位置
・窓の鍵
・補助錠を使用できるか
・網戸の状態
・窓の下に家具を置かずに済むか
室外機、収納ボックス、椅子などが手すりの近くにあると、子どもが登る足場になる可能性があります。
室内からバルコニーへ出る場所に、どのような安全対策ができるか確認しましょう。
賃貸物件へ補助錠などを取り付ける場合は、原状回復できる製品か確認し、必要に応じて管理会社へ相談してください。
■玄関から室内までの動線を確認する
子どもと外出すると、ベビーカー、抱っこひも、着替え、買い物袋など、荷物が多くなります。
玄関では、次の内容を確認しましょう。
・ベビーカーを置ける場所
・靴を脱ぎ履きする広さ
・シューズボックスの容量
・玄関から洗面所までの距離
・玄関からリビングまでの段差
・扉を開けたときの通路幅
・子どもが玄関から飛び出しにくいか
ベビーカーを共用廊下へ置くことは、管理規約や消防上の理由などにより認められない場合があります。
玄関内や室内に収納できるか確認しましょう。
■収納は量だけでなく場所も確認する
子育て中は、衣類や寝具だけでなく、おもちゃ、絵本、学用品、季節用品などが増えていきます。
主な収納物には、次のようなものがあります。
・ベビーカー
・抱っこひも
・おむつや日用品
・子どもの衣類
・おもちゃ
・絵本
・外遊び用品
・自転車用品
・学校や保育園の用品
・季節の寝具
収納が広くても、使用する場所から離れていると使いにくい場合があります。
リビングで使うおもちゃはリビング周辺、外出用品は玄関周辺など、必要な場所に収納できるか確認しましょう。
収納内部の奥行きや棚の位置も測っておくと、収納用品を選びやすくなります。
■洗濯と家事の動線を確認する
子どもがいる家庭では、洗濯物の量が増えやすくなります。
内見時には、次の動線を確認しましょう。
・洗濯機置き場
・洗面所
・バルコニー
・室内物干し
・浴室乾燥機
・洗濯用品の収納
・寝室やクローゼットまでの距離
洗濯機から物干し場所までに複数の扉や段差があると、毎日の負担になることがあります。
雨の日や花粉の時期に、室内で干せる場所があるかも確認しましょう。
浴室乾燥機や室内物干しがない場合は、室内用の物干し用品を設置できるスペースがあるか考えます。
■キッチンの安全性と使いやすさを確認する
キッチンでは、家事のしやすさに加えて、子どもの安全にも注意が必要です。
主な確認項目は、次のとおりです。
・コンロの種類
・調理スペース
・刃物や洗剤の収納場所
・子どもがキッチンへ入りにくい間取りか
・ベビーゲートを設置できるか
・冷蔵庫や食器棚の配置
・コンセントの位置
・キッチンからリビングが見えるか
ベビーゲートを取り付けたい場合は、壁や扉の幅を測りましょう。
壁へ穴を開ける製品は、賃貸物件では取り付けられない可能性があります。
突っ張り式の製品でも、壁紙や建具を傷めないか確認することが大切です。
■浴室と洗面所の広さを確認する
子どもと一緒に入浴する場合、浴室や脱衣所の広さが使いやすさに影響します。
次の内容を確認しましょう。
・浴室の広さ
・浴槽の高さ
・床の滑りやすさ
・給湯器の操作方法
・追い焚き機能
・脱衣所の広さ
・タオルや着替えの収納
・洗面所の暖房や換気
・ドアの開閉方向
浴室のドアを開けたときに、脱衣所の通路がふさがれないかも確認します。
洗濯機置き場と着替える場所が近い場合は、洗濯機の大きさによって使用できる空間が変わることがあります。
■保育園や幼稚園までの送迎を確認する
地図上では近く見える施設でも、実際の送迎に時間がかかる場合があります。
確認したい内容は、次のとおりです。
・自宅から施設までの距離
・徒歩、自転車、車での所要時間
・坂道や踏切
・歩道の有無
・交通量
・雨の日の移動方法
・送迎後の通勤経路
・駐車場や駐輪場
・利用できる時間
保育園や幼稚園は、希望すれば必ず利用できるとは限りません。
入園の可否を前提に物件を決めず、自治体や各施設へ申し込み方法、対象年齢、空き状況などを確認しましょう。
■小学校まで実際に歩いて確認する
小学校へ通う予定がある場合は、距離だけでなく通学路の安全性を確認しましょう。
主な確認項目は、次のとおりです。
・通学区域
・学校までの距離
・歩道やガードレール
・交通量の多い交差点
・見通しの悪い道路
・踏切
・街灯
・人通り
・雨の日に水がたまりやすい場所
・子どもが一人で歩く場合の所要時間
不動産広告に記載された学校名が、実際の指定校と一致するとは限りません。
通学区域は変更される可能性もあるため、契約前に自治体や学校などへ確認することが大切です。
大人の歩く速度では近く感じても、子どもの足では時間がかかることがあります。
可能であれば、実際の通学時間帯に子どもの目線で歩いてみましょう。
■物件周辺の道路を確認する
子どもと暮らす場合、建物の前や駅までの道路も重要です。
次のような場所がないか確認しましょう。
・交通量の多い道路
・大型車が通る道路
・歩道のない道
・見通しの悪い交差点
・車の出入りが多い駐車場
・踏切
・急な坂道
・用水路や川
・夜間に暗い場所
昼間は静かでも、通勤時間や休日に交通量が増えることがあります。
時間帯を変えて周辺を確認すると、内見時とは異なる状況に気づくことがあります。
■公園は距離だけでなく使いやすさも確認する
近くに公園があることは、子育て世帯にとって魅力の一つです。
ただし、公園の設備や利用状況はそれぞれ異なります。
次の内容を確認しましょう。
・子どもの年齢に合った遊具
・広さ
・ベンチ
・日陰
・トイレ
・水道
・ベビーカーで入れるか
・道路との位置関係
・夕方以降の明るさ
・混雑する時間帯
公園が建物に近すぎる場合は、遊ぶ声やボールの音などが室内へ聞こえることもあります。
利用しやすさと住環境の両方を確認しましょう。
■病院や買い物施設を確認する
子どもが急に体調を崩した場合に備え、医療機関への移動方法を確認しておくと安心です。
周辺では、次の施設を確認しましょう。
・小児科
・内科
・歯科
・休日や夜間の相談先
・調剤薬局
・スーパー
・ドラッグストア
・コンビニ
・子育て支援施設
施設が近くても、診療時間や休診日が生活に合わない場合があります。
車を利用しない家庭は、徒歩、自転車、公共交通機関で移動できるか確認しましょう。
■駐車場と駐輪場の使いやすさを確認する
子どもを車や自転車へ乗せる場合は、駐車スペースの広さや安全性も重要です。
主な確認項目は、次のとおりです。
・車のドアを十分に開けられるか
・子どもを乗せ降ろししやすいか
・駐車場から玄関までの距離
・屋根の有無
・駐車場内の交通量
・子ども乗せ自転車を駐輪できるか
・駐輪場の高さ制限
・電動自転車の充電方法
・駐輪場から道路へ出るときの見通し
機械式駐車場では、車のサイズだけでなく、子どもの乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいか確認しましょう。
■ゴミ置き場と共用部分を確認する
子育て中は、おむつなどによりゴミの量が増えることがあります。
ゴミ置き場については、次の内容を確認しましょう。
・ゴミを出せる曜日と時間
・部屋からの距離
・扉の開閉方法
・ベビーカーや子ども連れで移動しやすいか
・清掃状況
・カラスや猫への対策
共用廊下や階段では、手すり、照明、床の滑りやすさも確認します。
廊下に私物が多く置かれている場合は、ベビーカーの通行や災害時の避難に影響する可能性があります。
■内見は子どもと一緒に行くべき?
可能であれば、子どもと一緒に内見することで、実際の移動や室内の危険箇所を確認しやすくなります。
一方、小さな子どもを連れて複数の物件を回ると、落ち着いて確認できないこともあります。
子どもと内見する場合は、次の点に注意しましょう。
・階段やバルコニーから目を離さない
・設備や収納を勝手に操作させない
・室内を走らせない
・必要な持ち物を準備する
・内見する物件数を絞る
最初は保護者だけで候補を絞り、最終候補を家族で確認する方法もあります。
家族の状況に合わせて内見方法を考えましょう。
■家賃以外の費用も確認する
子育て世帯では、住居費以外にも保育料、教育費、車の維持費などが必要になります。
物件を比較するときは、次の費用も確認しましょう。
・管理費や共益費
・駐車場代
・駐輪場代
・月額保証料
・インターネット利用料
・水道光熱費
・更新時の費用
・通勤や送迎の交通費
希望条件を増やすほど、家賃が高くなる可能性があります。
現在の収入だけでなく、育児休業、勤務時間の変更、進学などによる家計の変化も考え、無理のない住居費を決めましょう。
■子どもの成長後も暮らせるか考える
入居時には十分な広さでも、子どもの成長によって必要な空間や収納量が変わります。
次のような変化を想定しましょう。
・ベビーベッドが学習机へ変わる
・おもちゃから学用品が増える
・衣類や靴が大きくなる
・一人で寝る部屋が必要になる
・在宅勤務の場所が必要になる
・自転車が増える
・家族が増える
長く住みたい場合は、数年後の家具配置も考えて内見します。
一方、子どもの進学などに合わせて住み替える予定であれば、現在の暮らしやすさを優先する方法もあります。
■子育て向け賃貸の確認項目
申し込み前に、次の内容を家族で確認しましょう。
・子どもの入居が認められているか
・家族に必要な部屋数
・キッチンからリビングが見えるか
・階数とエレベーター
・足音への対策
・バルコニーや窓の安全性
・玄関とベビーカー置き場
・収納の場所と量
・洗濯や家事の動線
・保育園や幼稚園への送迎
・小学校の通学区域と通学路
・周辺道路の安全性
・公園や医療機関
・駐車場と駐輪場
・数年後の家族の暮らし
物件情報だけですべてを判断せず、内見と周辺確認を行い、実際の生活をイメージすることが大切です。
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スマイファミリー大宮店では、大宮を中心に埼玉県内の子育て世帯向け賃貸物件についてご相談を承っています。
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このような場合も、お子様の年齢、家族構成、勤務先、送迎方法、希望する家賃などを伺いながら、必要な条件を整理していきます。
子育てしやすい住まいは、間取りの広さだけで決まるものではありません。
階数、生活音、収納、建物内の移動、通園・通学路、周辺道路などを確認し、ご家族の生活に合った物件を選ぶことが大切です。
埼玉県でご家族が安心して暮らせる賃貸物件をお探しの方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。