
埼玉の賃貸で置き配が盗まれたら?荷物がないときの確認・連絡先と防犯対策
通販サイトやフリマアプリを利用する機会が増え、賃貸住宅でも玄関前などへの「置き配」を利用する方が増えています。
不在時でも荷物を受け取れる便利な方法ですが、「配達完了になっているのに荷物がない」「玄関前に置かれたはずの荷物が見つからない」「宅配ボックスに入っていない」といったトラブルが発生することもあります。
埼玉県警察が公表している犯罪情報でも、2026年7月17日、ふじみ野市新田2丁目のマンション通路で、置き配された荷物が盗まれる被害が確認されています。
ただし、荷物が見つからないからといって、必ず盗難とは限りません。
配達の遅延、別の部屋への誤配、家族による受け取り、宅配ボックスの確認漏れなど、さまざまな可能性があります。
今回は、埼玉県の賃貸住宅で置き配の荷物が見つからない方へ、最初に確認すること、配送会社や販売店への連絡、警察や管理会社への相談、防犯カメラの取り扱い、今後の盗難対策について解説します。
■置き配が見つからなくても、すぐ盗難と決めつけない
通販サイトや配送会社の画面に「配達完了」と表示されているにもかかわらず、指定した場所に荷物がない場合は、不安を感じると思います。
しかし、荷物がない理由としては、次のような可能性が考えられます。
・指定場所とは異なる場所に置かれている
・宅配ボックスに入っている
・集合ポストに投函されている
・家族や同居人が受け取っている
・管理人や管理会社が一時的に預かっている
・隣や別の階の部屋へ誤配されている
・配達完了の処理だけ先に行われている
・強風などで荷物が移動している
・第三者が間違えて持っていった
・置き配後に盗まれた
最初から近隣住民や配達員による盗難だと決めつけず、確認できる事実を一つずつ整理しましょう。
■最初に確認すること
置き配の荷物が見つからない場合は、まず次の項目を確認します。
・注文した商品名
・注文番号
・配送会社
・お問い合わせ番号や追跡番号
・配達完了になった日時
・指定した置き場所
・配達完了の写真
・配送先として登録した住所
・建物名や部屋番号
・家族や同居人が受け取っていないか
・宅配ボックスや集合ポスト
・玄関横、メーターボックス付近など別の置き場所
複数の商品を注文している場合は、すべてが同じ荷物として届くとは限りません。
商品ごとに配送会社や配達予定日が異なることもあるため、注文履歴を確認しましょう。
■配達完了写真を確認する
置き配では、配送完了時に荷物を置いた場所の写真が記録されることがあります。
写真が表示される場合は、次の点を確認しましょう。
・自宅の玄関ドアか
・部屋番号が一致しているか
・床や壁の色が一致しているか
・玄関マットや傘立てが一致しているか
・隣の部屋や別の階ではないか
・宅配ボックスの番号が写っているか
・撮影された時間と配達完了時刻が一致しているか
配達完了写真が自宅と明らかに異なる場合は、誤配の可能性があります。
写真を保存またはスクリーンショットし、配送会社へ連絡するときに説明できるようにしておきましょう。
■登録した住所に間違いがないか確認する
通販サイトやフリマアプリに登録した配送先住所が、以前の住所のままになっていることがあります。
次の内容を確認しましょう。
・郵便番号
・都道府県と市区町村
・町名と番地
・建物名
・棟番号
・部屋番号
・受取人の氏名
・電話番号
同じ住所に複数棟の建物がある場合や、似た名称のアパートが近くにある場合は、別の建物へ配達される可能性もあります。
転居後は、通販サイトごとに登録住所を変更することが大切です。
■家族や同居人にも確認する
家族や同居人が荷物を受け取り、室内へ移動していることがあります。
また、玄関前の荷物を不審に感じた管理人や親族が、一時的に預かっている可能性もあります。
確認するときは、次の内容を伝えましょう。
・荷物が届いた予定日時
・荷物の大きさ
・配送会社
・受取人名
・置き配を指定した場所
同居人がいる場合は、置き配を利用する予定を事前に共有しておくと、行き違いを防ぎやすくなります。
■宅配ボックスと集合ポストを確認する
玄関前への置き配を指定していても、配達員の判断や物件のルールにより、宅配ボックスへ入れられる場合があります。
次の場所を確認しましょう。
・共用の宅配ボックス
・部屋専用の宅配ボックス
・集合ポスト
・郵便受け
・管理人室
・建物内の荷物保管場所
宅配ボックスに荷物が入っている場合は、不在票、アプリ通知、メールなどにボックス番号や暗証番号が記載されていることがあります。
暗証番号が分からない場合や、ボックスが開かない場合は、無理に操作せず、配送会社または管理会社へ連絡しましょう。
■別の部屋へ誤配されている可能性
配達完了写真や建物の状況から、別の部屋への誤配が疑われることがあります。
ただし、自分で各部屋を訪ね歩いたり、他人の玄関前にある荷物を持ち帰ったりすることは避けましょう。
自分宛ての荷物に見えても、配送会社の確認を受けずに他人の玄関前から動かすと、新たなトラブルになる可能性があります。
誤配が疑われる場合は、次の情報を配送会社へ伝えましょう。
・追跡番号
・正しい住所と部屋番号
・配達完了日時
・配達完了写真の状況
・自宅の玄関とは異なると考える理由
配送会社から配達担当者へ確認してもらう方法が基本です。
■配送会社へ連絡する
置き場所、宅配ボックス、家族の受け取りなどを確認しても荷物が見つからない場合は、配送会社へ連絡します。
連絡時には、次の内容を整理しておきましょう。
・追跡番号
・受取人の氏名
・配送先住所
・配達完了日時
・指定した受取方法
・配達完了写真の有無
・確認した場所
・荷物が見つからないこと
配送会社では、配達を担当した営業所や配達員へ確認する場合があります。
問い合わせをした日時、担当窓口、案内された内容をメモしておきましょう。
■通販サイトや販売店にも連絡する
配送会社への確認とあわせて、商品を購入した通販サイト、販売店、フリマアプリのサポート窓口などへ連絡が必要になることがあります。
販売店へは、次の内容を伝えます。
・注文番号
・商品名
・購入金額
・配達完了日時
・配送会社へ問い合わせた結果
・荷物が見つからないこと
・盗難または誤配の可能性
再発送、返金、調査などの対応は、通販サイト、販売店、配送会社、受取方法、利用規約によって異なります。
置き配で荷物がなくなった場合に、必ず返金または再発送されるとは限りません。
利用したサービスの補償制度や申告期限も確認しましょう。
■証拠になる情報を保存する
荷物が見つからない場合は、確認に必要な情報を削除せず保存しましょう。
保存しておきたいものは次のとおりです。
・注文履歴
・注文確認メール
・購入金額が分かる画面
・配送状況の画面
・追跡番号
・配達完了通知
・配達完了写真
・配送会社とのやり取り
・販売店とのやり取り
・玄関前や共用部分の状況を撮影した写真
・不在票
・宅配ボックスの通知
配達完了画面や写真は、一定期間が過ぎると確認できなくなる可能性があります。
早めにスクリーンショットなどで残しておきましょう。
■盗難が疑われる場合は警察へ相談する
配送会社へ確認し、誤配などの可能性が低く、置き配後に第三者が持ち去った可能性がある場合は、警察へ相談します。
現在まさに荷物が持ち去られている、人が建物内を物色しているなど、緊急性がある場合は110番通報を検討します。
すでに時間が経過しており、緊急性がない場合は、最寄りの警察署や交番へ相談しましょう。
相談するときは、次の内容を整理しておくと説明しやすくなります。
・商品名
・購入金額
・配達完了日時
・荷物を置いた場所
・荷物を確認できなかった日時
・配達完了写真
・配送会社へ確認した結果
・防犯カメラの有無
・不審な人物を見たか
・似た被害が建物内で発生していないか
注文履歴や配送完了画面などを確認できるスマートフォンも持参するとよいでしょう。
■管理会社や貸主へ連絡する
賃貸マンションやアパートの共用部分で置き配が盗まれた可能性がある場合は、管理会社または貸主へ連絡しましょう。
連絡する内容は次のとおりです。
・物件名と部屋番号
・発生した日時
・荷物を置かれた場所
・配達完了写真の有無
・配送会社へ確認した内容
・警察へ相談したか
・共用部分に防犯カメラがあるか
・ほかに同様の被害がないか
管理会社へ連絡することで、建物内への注意喚起、共用設備の確認、防犯カメラ映像の保全などを検討してもらえる場合があります。
ただし、管理会社が荷物の代金を必ず補償するとは限りません。
■防犯カメラの映像は早めに確認を依頼する
エントランス、廊下、エレベーター、駐輪場などに防犯カメラが設置されている物件では、荷物を持ち去った人物が記録されている可能性があります。
ただし、防犯カメラ映像の保存期間は物件や機器によって異なります。
一定期間を過ぎると、新しい映像で上書きされることもあります。
盗難が疑われる場合は、管理会社へ早めに次の内容を伝えましょう。
・映像を確認したい日時の範囲
・配達が完了した時刻
・荷物がないことに気づいた時刻
・撮影されている可能性がある場所
・警察へ相談しているか
入居者が希望すれば、必ず映像を直接見られるわけではありません。
映像にはほかの入居者や来訪者も写っているため、個人情報や防犯上の理由から、警察への提供のみとなる場合があります。
管理会社の案内や警察の捜査に従いましょう。
■自分で犯人を探そうとしない
盗難が疑われても、自分で近隣住民を問い詰めたり、部屋へ押しかけたりすることは避けましょう。
次のような行動は、新たなトラブルにつながる可能性があります。
・証拠がないまま特定の住民を犯人扱いする
・各部屋を訪ねて荷物を探す
・他人の玄関前を撮影し続ける
・共用部分に無断で監視カメラを設置する
・不審に感じた人を追いかける
・相手の顔や部屋番号をインターネットへ投稿する
安全を優先し、配送会社、販売店、管理会社、警察などの確認を受けましょう。
■SNSへ写真や個人情報を投稿しない
配達完了写真や防犯カメラ映像に、不審な人物が写っていることがあります。
しかし、個人を特定できる顔、服装、車のナンバー、部屋番号などをSNSへ公開すると、無関係な人を巻き込む可能性があります。
また、配達完了写真には自宅の位置や玄関周辺が写っていることもあります。
被害の相談に必要な情報は、配送会社、販売店、管理会社、警察など、必要な相手に限定して共有しましょう。
■置き配の補償はサービスによって異なる
荷物が盗まれた場合の補償は、利用した通販サイト、販売店、配送会社、決済方法、置き配の指定方法などによって異なります。
確認したい内容は次のとおりです。
・置き配に関する利用規約
・盗難時の補償制度
・補償の上限額
・問い合わせ期限
・警察への届出が必要か
・配送会社の調査結果が必要か
・販売店からの再発送が可能か
・クレジットカードなどに購入品の補償があるか
高額商品、貴重品、本人確認が必要な商品などは、置き配の対象外になっていることもあります。
購入時に受取方法と補償条件を確認しましょう。
■今後の盗難を防ぐための受取方法
国土交通省は、宅配便の再配達を減らす方法として、日時指定、配送状況の通知、コンビニ受取、宅配ロッカー、置き配などの活用を案内しています。
ただし、玄関前に長時間荷物を置く方法は、物件の構造や周辺環境によって盗難の危険性が高くなることがあります。
今後の受取方法として、次のような選択肢を検討しましょう。
・在宅時間に合わせて日時指定する
・配送会社のアプリへ登録する
・配達直前や完了時の通知を受け取る
・宅配ボックスを利用する
・コンビニ受取を利用する
・駅や店舗の宅配ロッカーを利用する
・営業所や郵便局で受け取る
・家族が在宅する時間に配達してもらう
・高額商品は対面受取にする
荷物の内容や価格に応じて、受取方法を使い分けることが大切です。
■置き配場所を見直す
置き配を利用する場合は、通行人や外部から荷物が見えにくい場所を指定できるか確認しましょう。
ただし、賃貸物件では自由に置き場所を決められないことがあります。
特に次のような場所は、物件のルールや避難経路との関係を確認する必要があります。
・共用廊下
・階段
・エントランス
・消火器の周辺
・避難器具の周辺
・隣室との境界付近
・オートロックの外側
・自転車置き場
共用部分へ宅配ボックス、置き配バッグ、収納箱などを常設すると、通行や避難の妨げとして指摘される可能性があります。
設置を希望する場合は、事前に管理会社や貸主へ確認しましょう。
■個人用の置き配バッグを使う場合
玄関ドアなどに固定する置き配バッグや簡易ボックスを利用する方法もあります。
利用する際は、次の内容を確認しましょう。
・物件で使用が認められているか
・共用廊下の通行を妨げないか
・避難経路をふさがないか
・ドアや壁を傷つけないか
・ワイヤーを固定できる場所があるか
・荷物の大きさに合っているか
・防水性があるか
・長期間放置しないか
鍵が付いていても、バッグやワイヤーごと持ち去られる可能性があります。
高額な商品は、より安全な受取方法を選びましょう。
■宅配ボックスがあっても注意する
宅配ボックス付きの賃貸物件でも、荷物の紛失や受取トラブルが完全になくなるわけではありません。
次のような問題が考えられます。
・暗証番号の記載ミス
・別の部屋のボックスへ入れられた
・長期間荷物が放置されている
・ボックスがすべて使用中
・扉や錠が故障している
・不在票を紛失した
・荷物が大きくて入らない
宅配ボックスから荷物を取り出せない場合は、無理に扉を開けず、配送会社または管理会社へ連絡しましょう。
荷物を受け取った後は、速やかにボックスを空けることも大切です。
■オートロック物件でも盗難は起こり得る
オートロック付きのマンションであっても、建物内へ部外者が絶対に入れないわけではありません。
入居者や配送員の後について入る、開いている時間帯に侵入するなど、さまざまな可能性があります。
また、オートロックの外側へ荷物を置く運用になっている物件では、道路や敷地外から荷物が見えやすいこともあります。
物件を選ぶ際は、オートロックの有無だけでなく、次の内容も確認しましょう。
・置き配される場所
・宅配ボックスの設置場所
・エントランスの見通し
・防犯カメラの設置場所
・管理人の勤務状況
・外部から共用廊下へ入りやすくないか
・宅配業者が入館する方法
実際の荷物の受け取り方までイメージして確認することが大切です。
■置き配を利用する前に管理規約を確認する
賃貸物件によっては、共用廊下への荷物の放置や、玄関前への私物設置についてルールが定められています。
置き配を利用する前に、次の書類や案内を確認しましょう。
・賃貸借契約書
・使用細則
・入居者向け案内
・管理会社からの通知
・宅配ボックスの利用規則
・置き配に関する掲示
ルールが分からない場合は、管理会社へ「玄関前への置き配を利用してよいか」「指定できる場所はどこか」を確認しましょう。
■荷物の盗難が続く場合
同じ物件で置き配の盗難や紛失が繰り返される場合は、管理会社へ状況をまとめて相談しましょう。
相談内容としては、次のようなものがあります。
・入居者への注意喚起
・防犯カメラの点検
・照明の点検
・オートロックや共用扉の確認
・宅配ボックスの増設
・共用部分への不審者対策
・警察への相談状況の共有
自分の部屋だけでなく、ほかの入居者にも同様の被害が発生している可能性があります。
ただし、管理会社が設備を必ず増設できるとは限りません。
物件の構造、費用、貸主の判断などによって対応は異なります。
■荷物を受け取りやすい賃貸物件の確認項目
通販を頻繁に利用する方は、部屋探しの段階で荷物の受取環境も確認すると安心です。
内見時には、次の項目を確認しましょう。
・宅配ボックスがあるか
・宅配ボックスの数
・荷物を取り出す方法
・大型荷物に対応しているか
・宅配ボックスが屋内にあるか
・オートロックがあるか
・エントランスや廊下に防犯カメラがあるか
・管理人がいるか
・置き配が認められているか
・玄関前が外部から見えにくいか
・コンビニや宅配ロッカーが近くにあるか
設備欄に「宅配ボックスあり」と記載されていても、数が少ない、故障している、常に使用中になっている場合があります。
可能であれば、内見時に実際の設置状況を確認しましょう。
■置き配の荷物がないときの対応手順
置き配の荷物が見つからない場合は、次の流れで確認すると整理しやすくなります。
1.注文履歴と配送先住所を確認する
2.配達完了日時と写真を確認する
3.玄関周辺、集合ポスト、宅配ボックスを確認する
4.家族や同居人へ確認する
5.配送会社へ問い合わせる
6.通販サイトや販売店へ連絡する
7.注文履歴や配達完了画面を保存する
8.盗難が疑われる場合は警察へ相談する
9.管理会社へ連絡し、防犯カメラ映像の保全などを相談する
10.今後の受取方法や置き場所を見直す
対応方法は、配送会社や販売店、物件の管理状況によって異なります。
まず事実関係を整理し、必要な連絡先へ早めに相談しましょう。
■埼玉県で防犯設備のある賃貸物件をお探しの方へ
スマイファミリー大宮店では、大宮を中心に埼玉県内のお部屋探しについてご相談を承っています。
「宅配ボックス付きの物件を探したい」
「オートロックや防犯カメラのある物件を希望している」
「通販をよく利用するため、荷物を受け取りやすい部屋に住みたい」
「玄関前が外部から見えにくい物件を探したい」
「管理人のいるマンションを検討したい」
「現在の物件で置き配を利用できるか確認したい」
このような場合も、宅配ボックス、オートロック、防犯カメラ、管理体制、周辺の宅配ロッカーなどを確認しながら、ご希望に合う物件を一緒に整理していきます。
置き配は便利な受取方法ですが、物件の構造や管理状況によって安全性が異なります。
荷物の受取方法まで考えながら、自分の生活に合う住まいを選ぶことが大切です。
埼玉県で宅配ボックス付き物件、オートロック物件、防犯設備のある賃貸住宅をお探しの方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。