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賃貸の仲介手数料はいくら?上限・無料物件・支払時期を解説

お部屋探し

賃貸物件の初期費用には、敷金、礼金、前家賃、保証会社の利用料、火災保険料など、さまざまな費用が含まれます。

そのなかでも、まとまった金額になりやすい費用の一つが仲介手数料です。

物件を探していると、「仲介手数料1か月」「仲介手数料半額」「仲介手数料無料」など、異なる条件を見かけることがあります。

そのため、「仲介手数料はいくらが普通?」「無料物件は何か問題がある?」「複数の不動産会社で同じ物件を紹介されたら金額も同じ?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

仲介手数料は、不動産会社が物件の紹介、内見、契約条件の確認、重要事項説明、契約手続きなどを行い、契約が成立した場合に受け取る報酬です。

ただし、仲介手数料の金額や借主が負担する割合は、物件や不動産会社によって異なる場合があります。

今回は、埼玉県で賃貸物件を探している方へ、仲介手数料の役割、法律上の上限、無料や半額になる理由、支払時期、初期費用を比較するときの注意点を解説します。

■賃貸の仲介手数料とは?

仲介手数料とは、賃貸物件の契約を仲介した不動産会社へ支払う報酬です。

不動産会社は、単に物件情報を見せるだけではなく、契約までにさまざまな業務を行います。

主な業務には、次のようなものがあります。

・希望条件の聞き取り
・条件に合う物件の紹介
・物件の空室確認
・管理会社や貸主への条件確認
・内見日時の調整
・現地までの案内
・入居申込書の提出
・入居審査に必要な書類の案内
・契約条件の調整
・重要事項説明
・賃貸借契約の手続き
・契約金や鍵渡しの案内

仲介手数料は、このような仲介業務に対して、契約成立時に発生する成功報酬として扱われることが一般的です。

■仲介手数料には上限がある

居住用賃貸物件の仲介手数料には、法令上の上限があります。

原則として、不動産会社が貸主と借主の双方から受け取れる仲介手数料の合計は、家賃1か月分に消費税を加えた金額までです。

また、依頼を受ける際に承諾を得ている場合などを除き、一方から受け取れる金額は、家賃0.5か月分に消費税を加えた金額が原則となります。

ただし、契約の種類や取引条件などによって取り扱いが異なる可能性があります。

実際に借主が負担する仲介手数料は、募集条件や申込書などで確認しましょう。

■仲介手数料1か月分とは?

「仲介手数料1か月分」と記載されている場合は、一般的に家賃1か月分を基準として計算します。

例えば、家賃が7万円で、借主が負担する仲介手数料が家賃1か月分の場合は、7万円に消費税を加えた金額が目安になります。

ただし、計算の基準となる金額については、見積書で確認が必要です。

賃貸物件の月額費用には、次のようなものがあります。

・家賃
・共益費
・管理費
・駐車場代
・町会費
・定額水道料
・24時間サポート費用
・その他の月額費用

仲介手数料は、通常、居住用部分の家賃を基準に計算されます。

共益費や管理費などが計算に含まれているように見える場合は、算定方法を不動産会社へ確認しましょう。

■仲介手数料は必ず1か月分かかる?

すべての賃貸物件で、借主が家賃1か月分の仲介手数料を負担するわけではありません。

物件や不動産会社によって、次のような条件があります。

・家賃1か月分と消費税
・家賃0.5か月分と消費税
・一定額
・仲介手数料無料
・貸主と借主がそれぞれ負担
・貸主が全額を負担

同じ家賃の物件でも、仲介手数料の条件によって契約時の初期費用は変わります。

物件情報に記載がない場合は、見積書を依頼して確認しましょう。

■仲介手数料が無料になる理由

仲介手数料が無料だからといって、必ずしも物件や契約に問題があるわけではありません。

借主の仲介手数料が無料になる理由として、貸主側から不動産会社へ報酬や広告に関する費用が支払われる場合があります。

また、不動産会社が管理している物件や、自社で募集に力を入れている物件などでは、借主の仲介手数料を無料または割引にすることがあります。

主な理由には、次のようなものがあります。

・貸主が仲介手数料を負担する
・貸主から別の広告費などが支払われる
・早期に入居者を決めたい
・長期間空室になっている
・キャンペーンの対象になっている
・不動産会社が管理する物件である
・特定の期間だけ割引されている

無料になる理由や条件は物件によって異なります。

仲介手数料だけでなく、初期費用全体と契約条件を確認しましょう。

■仲介手数料無料なら初期費用も一番安い?

仲介手数料が無料でも、契約時に支払う総額が必ず最も安くなるとは限りません。

物件によっては、仲介手数料以外に次のような費用が設定されています。

・敷金
・礼金
・保証会社の初回保証料
・火災保険料
・鍵交換費用
・消毒料や抗菌施工費
・24時間サポート費用
・退去時クリーニング費用
・契約事務手数料
・短期解約違約金

仲介手数料が無料でも、礼金や付帯サービスなどを含めると、別の物件より契約金が高くなる場合があります。

比較するときは、一つの項目だけではなく、契約時に必要な総額を確認しましょう。

■仲介手数料半額とは?

仲介手数料半額とは、一般的に借主が負担する仲介手数料を、家賃0.5か月分程度とする条件です。

ただし、「半額」が何を基準にしているかは、表示内容を確認する必要があります。

例えば、次のような違いがあります。

・家賃1か月分を基準にした半額
・通常設定されている仲介手数料からの割引
・特定の物件だけ半額
・キャンペーン期間中だけ半額
・個人契約のみ半額
・インターネットからの問い合わせに限り半額

適用条件がある場合は、申し込み前に確認しましょう。

■同じ物件なら仲介手数料も同じ?

一つの賃貸物件を、複数の不動産会社が紹介できる場合があります。

同じ物件でも、仲介手数料や初期費用の案内が完全に同じとは限りません。

不動産会社によって異なる可能性がある項目には、次のようなものがあります。

・仲介手数料
・キャンペーンの有無
・割引条件
・付帯サービスの取り扱い
・契約手続きの方法
・来店やオンライン対応の可否

一方、貸主や管理会社が設定している敷金、礼金、家賃、鍵交換費用などは、基本的に同じ条件で募集されていることがあります。

見積書の金額が異なる場合は、項目ごとの内訳を比較しましょう。

■複数の不動産会社へ仲介手数料を払う?

一般的な賃貸仲介では、同じ賃貸借契約について、物件を問い合わせたすべての不動産会社へ仲介手数料を支払うわけではありません。

通常は、実際に契約を仲介した不動産会社へ支払います。

複数の不動産会社から同じ物件を紹介された場合は、申し込みを重複させないように注意しましょう。

すでに別の不動産会社を通して申し込んでいる場合は、そのことを正しく伝える必要があります。

同じ物件へ複数の窓口から申し込んでも、審査が有利になるとは限りません。

管理会社側で重複申し込みとなり、確認に時間がかかる可能性があります。

■仲介手数料はいつ支払う?

仲介手数料は、賃貸借契約が成立する際に、ほかの契約金とまとめて支払うことが一般的です。

主な流れは次のとおりです。

1.物件を探す
2.内見する
3.入居を申し込む
4.入居審査を受ける
5.契約条件と初期費用を確認する
6.重要事項説明を受ける
7.賃貸借契約を締結する
8.契約金を支払う
9.鍵を受け取る

実際の支払時期は、不動産会社や契約スケジュールによって異なります。

支払いの案内が届いたら、金額、支払先、振込期限を確認しましょう。

■申し込みをキャンセルした場合は?

入居申し込みをした後でも、賃貸借契約を締結する前であれば、仲介手数料が発生しないことが一般的です。

仲介手数料は、賃貸借契約が成立した場合に発生する成功報酬とされるためです。

ただし、すでに契約が成立している場合や、別途依頼した業務がある場合などは、取り扱いが異なる可能性があります。

キャンセルするときは、次の内容を確認しましょう。

・現在は申し込み段階か
・重要事項説明を受けたか
・賃貸借契約を締結したか
・契約金を支払ったか
・仲介手数料の請求が確定しているか
・返金される費用と返金されない費用
・振込手数料の取り扱い

契約を取りやめる場合は、できるだけ早く不動産会社へ連絡しましょう。

■契約後にキャンセルした場合

賃貸借契約が成立した後に入居を取りやめた場合は、仲介手数料が返金されない可能性があります。

入居前であっても、契約が成立していれば、通常の解約として扱われる場合があります。

その場合は、仲介手数料だけでなく、次の費用についても確認が必要です。

・支払済みの家賃
・敷金
・礼金
・保証会社の利用料
・火災保険料
・鍵交換費用
・消毒料
・短期解約違約金
・解約予告期間分の家賃

「まだ鍵を受け取っていない」「まだ引っ越していない」という理由だけで、契約前のキャンセルになるとは限りません。

契約する前に、入居日、初期費用、勤務先、引っ越し予定などを確認しておきましょう。

■仲介手数料の値引きはできる?

仲介手数料を値引きできるかどうかは、物件や不動産会社の条件によって異なります。

必ず値引きできるものではありませんが、キャンペーン対象物件や貸主側の負担がある物件などでは、割引できる場合があります。

初期費用を抑えたい場合は、契約直前ではなく、物件探しを始める段階で希望を伝えましょう。

例えば、次のように相談できます。

「仲介手数料を含めて、初期費用を〇万円以内にしたい」

「仲介手数料無料または半額の物件も紹介してほしい」

「契約時に必要な総額を比較したい」

予算を明確にすると、仲介手数料だけでなく、敷金や礼金なども含めて条件に合う物件を探しやすくなります。

■仲介手数料以外の名目にも注意する

見積書には、仲介手数料以外にも「契約事務手数料」「書類作成費」などの項目が記載されている場合があります。

これらの費用は、仲介手数料と同じものとは限りません。

一方で、どのような業務に対する費用なのか分かりにくい場合もあります。

不明な項目があるときは、次の内容を確認しましょう。

・何のための費用か
・誰へ支払う費用か
・契約上必要な費用か
・任意で外せるか
・仲介手数料とは別のサービスか
・金額の計算方法
・キャンセル時に返金されるか

説明を受けても内容が分からない場合は、その場で署名や支払いをせず、確認してから判断しましょう。

■駐車場にも仲介手数料がかかる?

賃貸住宅と一緒に駐車場を契約する場合は、駐車場についても仲介手数料が必要になることがあります。

住居と駐車場が同じ契約になっている場合と、別々の契約になっている場合があります。

確認したい内容は次のとおりです。

・駐車場の月額料金
・駐車場の仲介手数料
・駐車場の敷金や保証金
・車庫証明に関する費用
・駐車場契約の更新料
・住居を解約した場合の取り扱い

駐車場代が仲介手数料の計算にどのように関係するかは、契約内容を確認しましょう。

■店舗や事務所の仲介手数料は別に確認する

店舗、事務所、倉庫などの事業用物件は、居住用賃貸物件とは契約条件や費用の考え方が異なる場合があります。

賃料に消費税がかかる物件では、仲介手数料の計算も居住用と異なることがあります。

事業用物件を契約する場合は、次の内容を確認しましょう。

・賃料と消費税
・共益費
・仲介手数料
・保証金や敷金
・礼金
・保証会社の利用料
・看板や内装に関する費用
・契約期間
・解約予告期間
・保証金の償却

住居用物件の計算方法を、そのまま店舗や事務所へ当てはめないようにしましょう。

■仲介手数料を比較するときのポイント

不動産会社や物件を比較するときは、仲介手数料だけで決めないことが大切です。

次の3つに分けて確認しましょう。

・契約時に支払う費用
・入居後に毎月支払う費用
・更新や退去時に必要となる費用

契約時に支払う費用には、敷金、礼金、仲介手数料、保証料、保険料などがあります。

毎月支払う費用には、家賃、共益費、月額保証料、サポート費用などがあります。

更新や退去時には、更新料、保証会社の更新料、火災保険料、原状回復費用などが発生する可能性があります。

初期費用が安くても、毎月の負担や短期解約違約金などを含めると、総支払額が高くなる場合があります。

■契約前のチェック項目

仲介手数料について、契約前に次の内容を確認しましょう。

・借主が負担する仲介手数料
・消費税を含めた金額
・計算の基準となる家賃
・共益費や管理費が含まれていないか
・割引や無料の適用条件
・支払期限
・支払先
・契約前にキャンセルした場合の取り扱い
・契約後にキャンセルした場合の取り扱い
・契約事務手数料など別の費用
・初期費用の総額
・毎月必要になる費用

金額だけでなく、契約条件と見積書の内訳を確認することが大切です。

■埼玉県で賃貸の初期費用にお悩みの方へ

スマイファミリー大宮店では、大宮を中心に埼玉県内のお部屋探しについてご相談を承っています。

「仲介手数料を含めて初期費用を確認したい」
「仲介手数料無料や半額の物件を探したい」
「初期費用を予算内に抑えたい」
「見積書に分からない項目がある」
「同じ物件の契約費用を比較したい」
「他社で紹介された物件もまとめて相談したい」

このような場合も、仲介手数料だけでなく、敷金、礼金、保証会社、火災保険、鍵交換費用、付帯サービスなどを確認しながら、契約時に必要な総額を整理します。

仲介手数料無料の物件が、必ず最も安いとは限りません。

契約時の初期費用、入居後の月額費用、更新や退去時の費用まで確認し、自分の予算や生活に合う物件を選ぶことが大切です。

埼玉県で賃貸物件の仲介手数料や初期費用についてお悩みの方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。

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