
埼玉でリフォーム済み中古住宅を購入する前に|内見で確認したいポイントを解説
埼玉県で中古マンションや中古戸建てを探している方のなかには、室内がきれいに改修された「リフォーム済み物件」を検討している方もいらっしゃると思います。
リフォーム済み物件には、購入後すぐに生活を始めやすい、工事費用を含めた資金計画を立てやすい、完成した室内を見て判断できるといった魅力があります。
一方で、室内の壁紙や床が新しくなっていても、建物の構造、給排水管、断熱性など、見た目だけでは分からない部分があります。
「きれいだから問題ない」と判断するのではなく、どの部分を、いつ、どのように工事したのか確認することが大切です。
今回は、埼玉県でリフォーム済み中古住宅の購入を検討している方へ、主なメリットや注意点、内見・契約前に確認したいポイントを解説します。
■リフォーム済み中古住宅とは?
リフォーム済み中古住宅とは、売主などが建物や室内の一部を改修したうえで販売している中古住宅です。
工事内容は物件によって異なります。
主なリフォーム内容として、次のようなものがあります。
・壁紙の張り替え
・フローリングや床材の交換
・室内の塗装
・キッチンの交換
・浴室の交換
・洗面化粧台の交換
・トイレの交換
・給湯器の交換
・建具の交換
・照明器具の設置
・ハウスクリーニング
・間取りの変更
・外壁や屋根の工事
・給排水管の一部交換
「リフォーム済み」と表示されていても、すべての設備や配管が新しくなっているとは限りません。
工事範囲や使用した設備、工事が完了した時期などを確認しましょう。
■リフォーム済み物件のメリット
リフォーム済み中古住宅には、主に次のようなメリットがあります。
・完成した室内を確認して購入を検討できる
・購入後の工事期間を短縮しやすい
・引き渡し後、比較的早く入居できる
・工事費用を別に準備する負担を減らせる場合がある
・水回り設備などが交換されていることがある
・中古住宅に慣れていない方でも完成後の暮らしを想像しやすい
・新築住宅より購入価格を抑えられる可能性がある
自分で中古住宅を購入してからリフォームする場合は、設計、見積もり、工事業者との打ち合わせ、工事期間などが必要です。
リフォーム済み物件であれば、このような手続きの一部を省けるため、早めに入居したい方には選択肢の一つになります。
■リフォーム済み物件の注意点
リフォーム済み中古住宅を検討するときは、見た目のきれいさだけで判断しないことが重要です。
注意したい点には、次のようなものがあります。
・希望する内装や設備を自分で選べない
・工事前の状態を確認できない場合がある
・表面だけを改修している場合がある
・建物の構造部分は工事されていないことがある
・給排水管などが古いままの場合がある
・工事費用が販売価格に含まれている
・購入後に追加工事が必要になる可能性がある
・工事内容によって保証範囲が異なる
壁紙、床、水回り設備が新しくなると、室内全体が新築のように見えることがあります。
しかし、築年数や建物全体の状態が新しくなるわけではありません。
購入後にどのような修繕が必要になる可能性があるかまで考えましょう。
■リフォーム工事の内容を確認する
物件を検討するときは、リフォーム工事の具体的な内容を確認しましょう。
主な確認項目は次のとおりです。
・工事を行った場所
・工事が完了した時期
・交換した設備
・修理のみ行った設備
・使用した製品のメーカーや型番
・給排水管の交換範囲
・電気配線や分電盤の工事内容
・間取り変更の有無
・断熱工事の有無
・外壁や屋根の工事内容
・施工した会社
・工事に関する保証
「キッチン交換済み」「浴室リフォーム済み」という表示だけでは、詳しい工事範囲が分からない場合があります。
可能であれば、工事内容が分かる資料、設備の取扱説明書、保証書なども確認しましょう。
■リフォーム前の状態を確認できる?
リフォーム済み物件では、工事前の写真や点検記録が残っている場合があります。
工事前の状態が分かれば、どのような劣化や不具合があり、どのように改善されたのかを確認しやすくなります。
特に、次のような部分の情報があるか確認しましょう。
・水漏れの跡
・雨漏りの跡
・結露やカビ
・床の傾きや傷み
・壁や基礎のひび割れ
・配管の腐食
・シロアリ被害
・設備の故障
・過去の修繕履歴
工事前の資料がないことだけで、物件に問題があると決まるわけではありません。
ただし、リフォーム後には確認しにくくなる部分もあるため、現在確認できる資料や説明を整理しましょう。
■水回り設備の交換時期を確認する
キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレなどの水回り設備は、リフォーム済み物件の印象を大きく左右します。
新品に交換されている場合は、メーカー、型番、保証期間などを確認しましょう。
また、設備本体だけでなく、次の部分も確認することが大切です。
・給水管
・給湯管
・排水管
・水栓金具
・換気扇
・給湯器
・床下や壁内の配管
・マンションの共用配管
設備が新しくても、壁や床の内部にある配管は古いままの場合があります。
配管の一部だけを交換したのか、どこまで新しくしたのか確認しましょう。
■給湯器やエアコンも確認する
室内がリフォームされていても、給湯器やエアコンが交換されているとは限りません。
設備の製造年や使用年数を確認し、購入後に交換が必要となる可能性を考えましょう。
主な確認項目は次のとおりです。
・設備として設置されているか
・製造年
・交換時期
・動作状況
・メーカーや型番
・修理履歴
・保証の有無
・残置物として扱われていないか
特に、エアコンが設置されている場合は、契約上の設備なのか、売主が残していく残置物なのかによって取り扱いが異なる場合があります。
設備表や契約内容を確認しましょう。
■床や壁の状態を確認する
新しい壁紙や床材が使用されていても、その下地まで改修されているとは限りません。
内見では、次のような点を確認しましょう。
・床を歩いたときの沈みやきしみ
・部屋ごとの床の高さ
・壁や天井のひび割れ
・壁紙の浮きや隙間
・窓周辺の染み
・押し入れや収納内部の湿気
・カビや不自然なにおい
・家具を置く場所の寸法
・ドアや建具の開閉
床の傾きや壁のひび割れには、さまざまな原因が考えられます。
気になる部分がある場合は、見た目だけで判断せず、不動産会社や専門家へ確認しましょう。
■窓や断熱性を確認する
埼玉県では、夏の暑さや冬の冷え込みを考え、住宅の断熱性も確認したいポイントです。
壁紙や床材を交換しても、窓や断熱材がそのままであれば、室内の温度環境が大きく変わらない場合があります。
内見では、次の内容を確認しましょう。
・窓ガラスの種類
・サッシの状態
・内窓の有無
・窓周辺の結露跡
・隙間風
・壁や天井の断熱工事
・床下の断熱工事
・日当たり
・西日の入り方
・エアコンを設置できる場所
内見した日の気温や時間帯によって、暑さや寒さの感じ方は変わります。
可能であれば、日当たりの向きや周辺建物の状況も確認しましょう。
■中古戸建てでは外部も確認する
リフォーム済み中古戸建ての場合は、室内だけでなく建物の外部も確認します。
主な確認項目は次のとおりです。
・外壁のひび割れや塗装
・屋根の状態
・雨どいや軒裏
・基礎のひび割れ
・バルコニーや防水部分
・床下の状態
・シロアリ被害の有無
・雨漏りや浸水の履歴
・敷地の排水状況
・境界や越境
・駐車スペース
・前面道路との高低差
室内のリフォームに費用がかけられていても、外壁や屋根は工事されていない場合があります。
将来必要となる修繕費用を考えるためにも、外部の工事履歴や点検状況を確認しましょう。
■中古マンションでは共用部分を確認する
リフォーム済み中古マンションを購入する場合、室内だけではなく建物全体の管理状況も重要です。
マンションでは、外壁、屋上、エントランス、廊下、エレベーター、共用配管などを区分所有者全体で維持管理します。
主に次の内容を確認しましょう。
・管理費
・修繕積立金
・長期修繕計画
・大規模修繕工事の実施状況
・修繕積立金の変更予定
・管理組合の運営状況
・駐車場や駐輪場の空き
・ペット飼育に関する規約
・リフォーム工事に関する規約
・共用部分の清掃状況
・ごみ置き場の管理状況
室内が新しくても、建物全体の修繕が十分に行われていなければ、将来の負担に影響する可能性があります。
購入前に管理に関する資料を確認しましょう。
■耐震性について確認する
中古住宅を購入するときは、建築された時期や耐震性についても確認しましょう。
築年数だけで安全性を判断することはできませんが、建築確認の時期、建物の構造、耐震診断や耐震改修の有無などは重要な情報です。
主な確認項目は次のとおりです。
・建築年月
・建築確認に関する書類
・検査済証の有無
・建物の構造
・耐震診断の実施状況
・耐震改修工事の有無
・増築や改築の履歴
・建物状況調査の有無
室内をリフォームしても、建物の耐震性能が自動的に向上するわけではありません。
特に築年数の経過した戸建てやマンションを検討する場合は、建物全体の状態も確認しましょう。
■建物状況調査とは?
建物状況調査は、専門的な知識を持つ調査者が、建物の基礎、外壁、屋根、室内などについて、劣化や不具合の状況を確認するものです。
一般的にインスペクションと呼ばれることもあります。
調査によって、建物にまったく問題がないことや、将来の不具合が発生しないことが保証されるわけではありません。
ただし、購入前に建物の状態を把握し、修繕計画や資金計画を考えるための参考になります。
中古戸建てなどで建物の状態に不安がある場合は、調査を実施できるか相談してみましょう。
■リフォーム工事の保証を確認する
リフォーム済み物件では、工事や設備について保証が付いている場合があります。
保証内容は売主や施工会社によって異なるため、次の内容を確認しましょう。
・保証の対象となる工事
・保証される設備
・保証期間
・保証を受けるための条件
・不具合が発生した場合の連絡先
・保証の対象外となる内容
・所有者が変わっても保証されるか
・メーカー保証との違い
「保証付き」と書かれていても、建物全体が保証されるとは限りません。
どの部分が、いつまで、どのような場合に保証されるのか、書面で確認することが大切です。
■住宅ローンを利用できるか確認する
リフォーム済み中古住宅の購入に住宅ローンを利用する場合は、申込者だけでなく物件についても審査が行われます。
建物の築年数、構造、権利関係、法令上の状況などによっては、希望する借入額や利用できる商品に影響する可能性があります。
また、購入後に追加リフォームを予定している場合は、その費用を住宅ローンと合わせて借りられる商品があるか確認しましょう。
物件を決める前に、購入価格、諸費用、追加工事費用を含めて資金計画を立てることが重要です。
■購入後に必要となる費用も考える
住宅購入では、物件価格や住宅ローンの返済以外にも費用がかかります。
主な費用には、次のようなものがあります。
・固定資産税
・都市計画税
・火災保険料
・地震保険料
・管理費
・修繕積立金
・駐車場代
・設備の修理や交換費用
・外壁や屋根の修繕費用
・引っ越し費用
・家具や家電の購入費用
リフォーム済みだから当面修繕費用がかからないとは限りません。
工事されていない設備や建物部分について、将来の交換・修繕時期を考えておきましょう。
■自分でリフォームする物件とも比較する
完成済みの内装や設備が希望に合わない場合は、リフォーム前の中古住宅を購入し、自分で工事を行う方法もあります。
自分でリフォームする場合は、間取り、内装、設備などを希望に合わせやすくなります。
一方で、設計や工事業者との打ち合わせ、工事費用、工事期間などを考える必要があります。
比較するときは、次の内容を整理しましょう。
・物件の購入価格
・リフォーム費用
・諸費用
・希望する間取り
・設備のグレード
・入居できる時期
・工事中の住居費
・住宅ローンの利用方法
・追加工事が発生する可能性
リフォーム済み物件とリフォーム前の物件を、物件価格だけで比較しないことが大切です。
■内見時に持参したいもの
リフォーム済み中古住宅を内見するときは、次のようなものを用意すると確認しやすくなります。
・スマートフォン
・メジャー
・筆記用具
・間取り図
・方位磁石アプリ
・家具や家電の寸法
・確認項目をまとめたメモ
内見中に写真や動画を撮影する場合は、事前に許可を確認しましょう。
複数の物件を見ると記憶が混ざりやすいため、物件ごとに気になった点や確認した内容を記録しておくと比較しやすくなります。
■埼玉県でリフォーム済み中古住宅をお探しの方へ
スマイファミリー大宮店では、大宮を中心に埼玉県内の中古マンション・中古戸建ての購入についてご相談を承っています。
「リフォーム済み物件を探している」
「工事内容をどこまで確認すればよいか分からない」
「中古住宅の建物状態が不安」
「購入後に追加リフォームをしたい」
「住宅購入とリフォームの予算を一緒に考えたい」
「リフォーム済みとリフォーム前の物件を比較したい」
このような場合も、ご希望の地域、物件種別、ご予算、入居時期、希望するリフォーム内容などを伺いながら、物件探しと資金計画を整理していきます。
リフォーム済み中古住宅を検討するときは、室内のきれいさだけでなく、工事内容、建物の状態、将来必要となる修繕費用まで確認することが大切です。
埼玉県でリフォーム済み中古マンション・中古戸建てをお探しの方は、スマイファミリー大宮店へお気軽にご相談ください。